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「RENT」(東宝版2012)11/20(火)マチネ観てきました [RENT(東宝)2012]

RENT_poster2_IMG_0285.jpg
LGBT Pride Week初日の11/20(火)マチネ、休みが取れたのでエンジェルシート挑戦から行ってきました。白地のポスターの隣に舞台写真のポスターが掲示されていました。(朝撮ったら光ってうまく撮れず、夕方に撮ったらこのくらい撮れました。クリックで拡大します。)劇場はレインボーカラーでいっぱいになっていました。

この時のダブルキャストは以下の通り。
ロジャー:ジュリアン
ミミ:Jennifer
エンジェル:ヨウスケ・クロフォード
コリンズ:TAKE
モーリーン:上木彩矢

以降はネタバレありです。

エンジェルシートの受付は11時からですが、もし外れたらチケットを購入しようと、早い番号をとりたくて早めに出かけました。15分〜20分くらい前に着いたんだったかな。記憶が薄れてますが。たぶん私が1番に着いて、ほぼ同時にもうひとり。並ぶというよりなんとなくチケット売り場の周辺にいる感じで。エンジェルシートは早い番号は当たりにくいと言われているし、私は4という数字が好きなので4番になるといいなと思い、並ばずに日比谷シャンテの方とか宝塚劇場近くなどをうろうろしていたら、受付時間間近にばらばらと人が集まってきました。すぐに戻りましたが、私の前にはすでに4人が2つの窓口に2人ずつ並んでいました。「しまった!4番を逃したかー。」と残念感いっぱいで並んでいたら、3人目の人が当日券を購入していて、みごとに4番をゲットできました。やったーっ!
RENT_angel4_IMG_0277.jpg

しかし幸運はここまで。平日なのに49人も参加があり、私は外れ。前回友人が当てた44番がまた当たってた。で、私は予定通り当日券を購入。整理番号順にチケット売り場に案内されます。ここでは早い番号が有利なんです。今回は最後のつもりだったので(のちに追加)、前の方の列のサイドブロックも空いていましたが、あえて後ろの方で全体を観る作戦。18列16番(ほぼセンター)を選びました。でもモギリのところで「前の席が空きましたので1列前にお座りください」と言われたので17列目の16番になったのですが。

結構時間があったので、食事などしてもどってきたら、劇場正面にアルファロメオの車が停まってました。アルファロメオがLGBT Pride Weekに協力しています。
RENT_LGBT_Alfaromeo_IMG_0276.jpg

入場前に自作のレインボーカラーピアスを見せて、クリアファイルをゲット。入口入って右手の受付でもらえました。
RENT_rainbow_pierce_IMG_0263.jpg
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マーク:賀来賢人
ロジャー:ジュリアン
ミミ:Jennifer
エンジェル:ヨウスケ・クロフォード
コリンズ:TAKE
モーリーン:上木彩矢
ジョアンヌ:西国原礼子
ベニー:Spi

アレクシー:千葉直生
 他にスー?
ミスター・グレイ:伊藤友樹
 他に、クリスマスキャロラー、ヤクの売人、ライフサポートの時のスティーブなど
スティーブ:海宝直人
 他にゴードン、窓ふきの人、ウェイターなど
マークのママ:小林由佳
 他にパム?
ジョアンヌのパパ:セキグチタケオ
 他にポール、牧師、医師、SOLソリストなど
ジョアンヌのママ他:高城奈月子
 他にホームレスの女性、アリ、SOLソリスト
警官:田代絵麻、加藤潤一

■気づいたことなど
全員1回以上観ているので、気づいたことやこれまでに書き忘れたことなどを書きます。

つくづく賀来さんは身軽だな〜と思った。いつも元気で明るくて、ステージ上を楽々走り回ってすごいなーと思った。もし彼がいなかったら中村さんがマークということもあったかも知れないけど、ふたりを比べたら賀来さんがマークになってしまいますね。でも中村さんは「声がロジャー」だと思ったので、それを見抜いたアンディはさすがだと思うし、いいキャスティングだったと思う。

ふたりのロジャーを観て、あらためてジュリアさんはルックスがいかにもロック・ミュージシャン。カッコいいし大人っぽい感じ。この日のJenniferと並んでもお兄さんぽい感じで、ドラッグをやめろと諭すところなんかも説得力あるなーと思う。ただ、ジュリアンさんは声が高めなので、歌に迫力もあるし感情もこもっているんだけど、ロック・ミュージシャンぽくない声な気がする。それと、高音が出ないわけじゃないと思うんだけど、たまに音程が不安定で、RentとかWhat You Own(だったかな)みたいにハモってのばすところで、ん?って思うところがあったのが惜しい!それとギター(笑)。One Song Gloryの前に軽く弾くところが全くめちゃくちゃで、無理矢理ジャラ〜ンと弾いて先に進めてた。前に観たときはなんとか弾いてた気がするので、たまたまかな。Your Eyesのギターもすごく音が小さくて、それはジュリアンさんが自信なさげに弾いているのか、マイクの調整の問題なのかわからないけど、後ろの方だったので聞こえづらかったかな。でも彼のロジャーも好き♪

ミミのことですが、Light My Candleで四つん這いになってロジャーにお尻を向けるシーンで、石田ニコルさんの時、スカートがめくれてないのに下にはいている黒っぽい短パンが丸見えになっていて、セクシーじゃないなーと思いました。Jenniferさんの時も若干すそがみえてましたが、このくらいはセーフかな。でもずいぶんすそが長めのをはいてるですね。防御し過ぎ感が・・・。

エンジェルは、今回の演出では男の子っぽい設定ということで、田中ロウマさんはその設定にぴったり。その辺も東宝さんの先見性はさすが!ヨウスケ・クロフォードさんのエンジェルは本当にきれいで可愛くて好き。それぞれ魅力的ですね。
そういえばこの時のエンジェルはToday 4 Uのところで後ろにおいてあったロジャーのギターをバーンと倒し、コリンズがさりげなく裏に回って直してた。他にも何か倒してた気がする。そんなこともあるんですね。ハプニングではないけど、前回みた時は上手側の前の席だったので、シャッターの内側に小さくなって座っているエンジェルの赤い衣装の一部が横からみえて笑えました。それとChiristmas Bellsの時、コート売りとの駆け引きで、ヨウスケさんは早めにじゃあもういらないわ的に帰るふりをして、店員が追いかけてきてまた戻って、みたいな感じで新鮮でした。もともとはねばって値切って購入するという設定だったので。

モーリーンもそれぞれ個性的。ちょっとずれてる(天然系の)女の子風モーリーンになり切ったのがソニンさん。ミミだった人とは思えない別人のような迫力のOver the Moonに圧倒されました。この日も出演していた上木さんは少年風で可愛いのにOver the Moonはすごくエロい。この日は高音も出てて、めいっぱいエロくていいな〜と思いました。Moo〜っていうところで、平日のせいかお客さんの反応がいまいちで「あれ?」って感じで若干困惑していた上木さん。でももっともっとと煽って最後はみんなでMooと盛り上がってよかった。

前から思ってることなんですけど、プログラム上の海宝さんの役名がスティーブでいいのかなと。ライフサポートで「スティーブ(です)」と名乗って入ってくるのは伊藤さんなんですよね。そして「ゴードン」と上からいうのが海宝さん。以前の演出だったら、ライフサポートでスティーブと名乗って入ってきた伊藤さんがスティーブのソロを歌うはずなんですが、新演出ではゴードンをやった人が以前はスティーブが歌ったWill Iも歌うんですよね。ここでは名前を名乗っているわけじゃないから、ゴードンがもう一回歌ったことにすればわかりやすいと思うのですが、海宝さんをスティーブと書いてしまうと事情がわからない人は混乱するんじゃないかな。

そんなことを考えながらライフ・サポートのシーンを観ていたら、ゴードンのあとのパムの時にツインテールの千葉さんが入ってきて、次がアリ(高城さん)で、スーの時にストレートロングの小林さんが入ってきて、ちょっと混乱。ブロードウェイではスーが小柄でツインテールだから。でもあとから入ってきた小林さんがすぐスティーブに抱きつくように横に座ったので、たまたま出る順番がおかしかっただけなのかな。でもその小林さんが、La Vie Bohemeの時に男性に支えられながらカクカク踊るのをやっていて、これって高良結香さんがやってたからやっぱり小林さんがスー?とまた混乱。

前の2回は前の方の席だったので目がいかなかったのですが、Take me or Leave me の前にマークが語る部分で、ロジャーが嫉妬してるという話の時に、センターにロジャー、下手にベニーとミミがいて嫉妬場面の演技をしていることに初めて気づいた。いつもマークばっかり見てたので完全に見落としてました。バカです。すみません。

TAKEさんのコリンズは2回目だけど、彼のコリンズはとても好き。優しさと愛があふれてる感じ。I'll Cover Youでエンジェルの服の一部をマントにしてロミオとジュリエットみたいにエンジェルが上にいてキングとかクイーンとか言い合ってる時の仲の良さ、そして金属パイプにぶら下がって(懸垂みたいに)エンジェルに近づこうとするところとかもラブラブですごくよかった。もちろんリプライズの方も、歌い出しから泣いているような表情で泣ける。演出の変更でエンジェルに買ってもらったコートを持っていないのが不満だけど。(しかもそのあとの牧師に呼ばれるシーンでもエンジェルのバチを持ってなかった。なぜこういう演出にしたのかわからない。)このシーンではTAKEさんも眼鏡外してましたね。

お葬式のシーンでエンジェルに注目してみていたら、お葬式が始まってミミが話し始めた時には後ろ向きで奥に立っているのですが、マークがしゃべり始めて、「彼は・・・。いや彼女は・・・。」というところで一度振り返って、そのあと退場してた。そのタイミングで振り返るのってちょっと面白い。でも感動の場面なので、その場ではそんなこと考えてないけど。

東宝は色んな役がダブルキャストなので誰と誰の組み合わせがよりいいのか気になりつつもそんなに何度もはみれないので残念。ジュリアン&ニコル、ジュリアン&Jennifer、倫也&Jenniferを観たので倫也&ニコルも観てみたい気がしたけど、完売している土曜日と楽日と、休めない平日マチネしかない。でももう一度中村倫也さんのロジャーが観たいので、平日の夜に行くことにしました。

LGBT Pride Week関連のことや(主に写真)、公演後のキャストによる「Love Heals」披露については別記事で報告します。

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