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「フル・モンティ」観てきました(2/2日) [ミュージカル]

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2/2(日)13時開演の「フル・モンティ」(山田孝之主演)を観てきました。失業して養育費が払えないジェリー(山田孝之)をはじめ、ちょっと情けない男たちが一攫千金を狙って男性ストリップに挑戦・・・というところまでは事前にわかっていましたが、元気のいい女性たち(彼らの妻や元妻など)の迫力や、家族の絆などで意外とほろっとくるところもあり、なかなか面白かったです。もちろん、ショーのシーンはすごかったですよ〜(笑)。


「フル・モンティ」 東京国際フォーラム ホールC
脚本 テレンス・マクナリー
作曲・作詞 デヴィッド・ヤズベック
原作 映画「フル・モンティ」
演出・翻訳・訳詞 福田雄一

CAST
ジェリー・ルコウスキー 山田孝之

ジョージー・ブカティンスキー 大和田美帆
マルコム・マクレガー  中村倫也
イーサン・ジラード   ムロツヨシ
デイヴ・ブカティンスキー 勝矢

パム・ルコウスキー   佐藤仁美
ジャネット・バーマイスター/モリー・マクレガー 浦島りんこ
ヴィッキー・ニコルズ  保坂知寿
ハロルド・ニコルズ   鈴木綜馬
ノア”ホース”T.シモンズ ブラザートム

ネイサン・ルコウスキー 福田響志
遠藤瑠美子 可知寛子 福田えり
池田紳一 海宝直人 高原紳輔
東山竜彦 横山敬

BAND
Reed1 小藤田康博  Reed2 鈴木広志
Trumpet1  中野勇介 Trumpet2 田沼慶紀
Trombone 鹿討 奏  Drums  山下嘉範
Percussion 土屋吉弘  Bass  バカボン鈴木
Keyboards1 八木淳太  Keyboards2 かみむら周平

かなり前にたぶん最速先行で取った席(1階8列25番)はちょうどいい近さで大満足でした。

それにしてもチラシとビジュアルがちがい過ぎ!写真では暗めの表情の山田孝之さん(下中央)はやんちゃでカラ元気をふりまくワイルドな男。ちょっと気に入っちゃったかも(笑)。

可愛らしく写っている中村倫也さん(中央上)はもじゃもじゃヘアで腑抜けた感じの青年でボーイソプラノのキレイな歌声を聴かせてくれます。シアタークリエ版「RENT」ではロジャーだったけど、本人はマークではなくロジャーでのキャスティングが意外だったらしいのですが、確かにロジャーだった人とは思えない可愛らしさで、幅の広い人だな〜と感心。(そういえばサインもらったんだった。スマホケースにと言ったらホントにいいの?ってビビってた。→こちらに写真あり。)

太めキャラの勝矢さん(左下)はまあ予想通り太めキャラなんですが(笑)、こんなに髭もじゃじゃなくて、気弱だけどいい人〜っていう雰囲気を醸し出していました。

ムロツヨシさん(右下)はこんなふつうっぽい感じじゃなくて、髪型もマッシュルームカット(?)だし、しゃべり方から動きから、とにかくいるだけで面白い。そんな彼が演じるイーサンのウリはなんとアソコ・・・という設定(笑)。

ブラザートムさん(左上)は黒人という設定で、この写真とちがって眼鏡をかけていて、若干ボケが入っているおじいちゃん的な感じなのにダンスはうまいという謎な男になり切っていました。

一番印象がちがうのが鈴木綜馬さん(右上)で、山田さんたちの元上司ということで、きまきじめなおじさんといった風貌で、溺愛する妻に全てを捧げている感じ。社交ダンスもかっこよかったです。

女性陣はショーの練習のピアニストで司会も務めるジャネット役の浦島りんこさんがド迫力でしたね。黒人女性っぽい感じで、男どももみんな頭が上がらない感じでした。

太めのデイヴの奥さんの大和田美帆は夫に不満を持ちながらも大事にも思っている優しい女性、ジェリーの元妻役の佐藤仁美さんはしっかり者、保坂知寿さんは夫が大好きで甘え上手の可愛い奥さんで、それぞれ個性的でした。

ジェリーとパムの息子役の福田響志くんもママに引き取られているけどパパも大好きな微妙な心情をよく表していたし、ずっと強気(カラ元気)だったパパがちょっと気弱になるところではいい息子だな〜って思いました。ちなみに福田くんの実年齢は14歳で山田さんが30歳だったんですね。ふつうに親子に見えてたんですけど。

バンドもブラスバンドっぽいというか、金管楽器が多くてかっこよかったです。Reedってなんだろう?サックスみたいなのがあったけどそれのことかな?(サックスが書いてないので。)

ところでチラシのキャッチコピー「一度きりだ・・・とことんヤロウ!!」っていうのを何度見ても
一度きりだぜ このヤロウ!!
に見えてしまうのは私だけでしょうか?

その一度きりのショーはだいたいどんな感じかわかっていたつもりでしたが、やっぱりテンションあがりましたね〜。ズボンを一瞬で取るところとか、あの衣装どうなってるんだろう〜とか気になって。ブロードウェイ(たぶんトニー賞授賞式のパフォーマンス?)の動画で見たのに比べて、最後のビキニというかTバックというか、その真っ赤な下着の布の大きさがかなり小さい気がして、(それだけセクシーという意味で)ドキドキしました。
参考動画:http://youtu.be/5TqQ3M_4YXs

ちなみにショーの時の歌のタイトルは「Let it Go」(そのままでいい)なんですが、最近紹介したディズニーアニメ映画「アナと雪の女王」の一曲も同じタイトルなんですよね。(→こちらで紹介済み。)雰囲気は全くちがうんですけどね。

「フル・モンティ」はいっぱい笑えて、悩みも吹き飛んで元気になれる作品でしたね。映画版の「オペラ座の怪人」からミュージカルを観るようになった私にとっては、「オペラ座〜」に出ていたパトリック・ウィルソンの経歴の中にあってずっと気になっていた「フル・モンティ」が観れたのはとてもうれしかったです。キョードートーキョーさんらしいチョイスだなと思うし、私と趣味が合いそうなTプロデューサーに感謝です。

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グッズも色々ありました。Tシャツとかクリアファイルとかランチバッグとかチョコレートも。パンツの絵柄がついてるものが多くて、ずいぶん面白いのを作ってくれたな〜という感じ。でも買って帰りたいかどうかはまた別問題で・・・(笑)。シャレのわかるお友達のおみやげにでもしたらいいのな?あ、パンフレットはちゃんと買いましたよ〜。

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人気のある俳優さんがたくさん出ているせいか、ロビーはお花でいっぱいでした。贈る側も有名な方が多くて、写真を撮っている人がたくさんいました。

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これもそうですが、凝ったデザインのものも多くて楽しめました。

いつか映画版も観てみたいな〜。

◆映画版「フル・モンティ」
フル・モンティ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD




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