「イン・ザ・ハイツ」ネタ その２ 〜リンとカレンの「tick, tick...BOOM!」

「イン・ザ・ハイツ」ネタ　その１に続けて、その２です。


今日、友人がみつけて教えてくれたのですが、「イン・ザ・ハイツ」のブロードウェイ・オリジナル・キャストのリン・マニュエル・ミランダ（Lin-Manuel Miranda）と、彼が演じるウスナビが恋する女性ヴァネッサを演じるカレン・オリーボ（Karen Olivo）が、６月に「tick, tick...BOOM!」に出演することが決まったそうです。
Breaking News: Lin-Manuel Miranda & Karen Olivo to Star in tick, tick...BOOM! for Encores! FAUST and PUMP BOYS Announced


リン・マニュエル・ミランダといえば、若くして「イン・ザ・ハイツ」でいきなりトニー賞の作品賞、楽曲賞などを受賞する大成功をおさめ、「RENT」の大ブレイクで知られるジョナサン・ラーソンとよく比較される人。「イン・ザ・ハイツ」も同じ地域に住むそれぞれ貧しくてわけありな人たちの物語というところも「RENT」と似ていていて、ラティーノ版「RENT」ともいわれています。

そんなリンが、ジョナサン・ラーソンのもうひとつの作品である「tick, tick...BOOM!」を演じるっていうのがとても不思議な縁を感じます。そして、こちらでも恋人役のカレンは「RENT」に出演した経験（ミミやモーリーン役など）もあるんですよね。

「tick, tick...BOOM!」はもともとジョナサン・ラーソンが低予算で上演できるようひとり芝居形式で書かれていましたが、ジョナサンの死後３人用にアレンジしてオフ・ブロードウェイで上演され、そのバージョンで定着しています。（日本では山本耕史さんが数回ジョン役を演じています）。ジョンとスーザンとジョンの親友のマイケルの３人です。マイケル役が誰かはまだ発表されていません。

6/25〜28の限定公演のようです。私はその直前までNYにいるのに、観れないなんて残念すぎます。

ちなみに、オリジナル・オフ・ブロードウェイ・キャストのマイケル役のジェリー・ディクソンはこの時期、同じニューヨークで「IF/THEN」に出演しているはずです。私はワシントンDCで「IF/THEN」を観ましたが、大好きな「tick, tick...BOOM!」のジェリーに会えたことが本当にうれしかったです。今度のNY旅でもまた会いたいと思います。

そういえば、オリジナルのジョンのラウル・エスパルザは「カンパニー」に出演していた時に観に行こうとチケットを取っていたのに直前にキャンセルになって観れず、以来、観に行くチャンスに巡り会えていません。ラウルも観たいな〜。

◆New York City Centerの「tick, tick...BOOM!」情報
　http://www.nycitycenter.org/tickets/productionNew.aspx?performanceNumber=8131#.Ux3d9F5WmHk

◆オリジナル・オフ・ブロードウェイ版CD

チック・チック・・・ブーン!

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: BMG JAPAN
• 発売日: 2003/05/21
• メディア: CD

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