「Sound Theatre THANATOS」観てきました(5/31昼) [イベント]
5/31(土)13時からの「Sound Theatre THANATOS」観てきました。初日でした。Sound Theatreはこちらで報告した「HYPNAGOGIA(ヒプナゴギア)」に続いて2作目。期待を裏切らない素晴らしい内容と音楽を堪能しました。
原作・脚本・演出
藤沢文翁
Cast
石田彰 エドムント・アインハルト
紫吹淳 ルナ・ワルポール
山寺宏一 デイヴィッド・スウェイン
音楽監督・ヴァイオリン
土屋雄作
ピアノ
伊藤志宏
太鼓・鳴り物
美鵬直三朗
船内の殺人事件の謎を追う警部と心理学者が、記憶を失って精神病院に入院中の唯一の生存者ルナの治療を通して真相を解明しようとします。それだけでは終わらないストーリー展開、臨場感あふれる朗読に一流の音楽家の演奏が見事!
要望が多くて再演したという作品。きっとまた再演すると思うのでストーリーは省略。
石田さんのクールな心理学者と、山寺さんの人間くさい警部が好対照。紫吹さんはミステリアスな女性ルナを愛らしく上品に演じる一方、彼女の別な一面が垣間見える場面ではさすがは宝塚スター!という演技をみせ(詳しくは言えませんが)はまり役でした(彼女のみ初演からのキャスト)。
プログラムも変わってます。B5サイズくらいの茶封筒で裏がひもを巻いて口を閉じられるようになっています。中には捜査資料という作品の情報が書かれた一枚ものの紙と、キャストなどの紹介が載っているCDのブックレットのような正方形の冊子、そして、昔のLPレコードのようなデザインのCD(楽曲が数曲入っている)。これで2500円くらいだったかな。
面白いのはPLAYBUTTON(プレイボタン)という丸くてイヤフォンをさすと音楽が聴けるというものがあって、私が観たこの日のマチネが初日だったということで、その公演の内容をそのまま録音し、帰るころには渡してもらえるというものを売っていました。その日の夜以降はすでに録音した初日マチネの音源を使うとのことで、カーテンコールの時、山寺さんや石田さんは間違ったところもそのまま残ってしまうと残念がっていました。私は迷ったけど、DVDならいいけど音源だけじゃなーと思ったのと3800円くらいするので、結局買いませんでした。その分、すでにDVDになっている「HYPNAGOGIA」を買おうかなと思ったら、そちらは6000円くらいするので、そっちもあきらめました(笑)。
◆公式サイト
http://thanatos.soundtheatre.jp/
2014-06-09 02:27
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