SSブログ

イディナ、「IF/THEN」、トニー賞を逃す [ミュージカル]

今年はwowowで放送されたトニー賞授賞式。ふだんテレビもろくに見ないので、wowowなど入っているはずもなく、休みで家にいたにも関わらず観ることができませんでした。でも、イディナ・メンゼルがミュージカル主演女優賞を逃したこと、ブライアン・ヨーキー&トム・キットがノミネートされた楽曲賞も逃し、「IF/THEN」はまさかの無冠ということは認識しています。

イディナの歌唱力はトニー賞に十分値すると思うけれど、パフォーマンス映像を観たら、ちょっと残念な雰囲気が(歌以外で)。



イディナが歌った「Always Starting Over」は「IF/THEN」の中でのイディナの最大の見せ場で、その熱唱にいつも大歓声が起きるほど。でも、映像をみてわかる通り、イディナはふつうのアラフォー女性という役柄なので華やかなドレスを着るわけでもなく地味な普段着で、ここはひとりで思いを歌い上げるシーンなので他のキャストもいないし、背景は暗闇に星がキラキラする程度で目立った舞台装置もないので、絵的にとても地味な感じになってしまう。手に持ったドッグタグの意味を知れば、イディナの熱唱に感動できると思うけど、それも伝わりにくいかも・・・。もちろんそれだけが受賞を逃した理由ではないんでしょうけれど、主演女優賞だけでもとってくれたらと期待していたので、「IF/THEN」的に残念だったなと思います。

同じブライアン・ヨーキー&トム・キットの「ネクスト・トゥ・ノーマル」もふつうの、いやふつうに近い(笑)主婦が主人公でしたが、トニー賞のパフォーマンスは他のキャストと絡むような曲で、かなりインパクトもありましたよね。(そしてアリス・リプリーが主演女優賞を受賞)。

イディナは素晴らしかったけど、きっともっとすごい人がいたんでしょうね。私は観れてませんが。

余談ですが、「GLEE」でイディナの生徒役で共演したジョナサン・グロフがプレゼンターをつとめていて、彼女のトニー賞受賞作をもじって「ウィキッドな人」みたく紹介していましたが、いよいよ彼女を紹介する時に、名前を間違えないかしらとふと心配になりました(笑)。イディナの名前を間違えたジョン・トラボルタを思い出してしまったくらい、貫禄がついてきたジョナサンだったりします。

If/Then: A New Musical

If/Then: A New Musical

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Masterworks
  • 発売日: 2014/06/03
  • メディア: CD


コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。