びっくり〜!日本版「Hair」(1980)の西村誠さんからのコメントが!! #Hair [ミュージカル]
今朝、何気なくメールを見ていたら私が前に書いた「Hair」に関する記事にコメントが届いたという通知がありました。内容を読んでびっくり!!1969年に日本で初演された後、1980年に奈良橋陽子さんの演出で上演された時、タケカワユキヒデさんとともに音楽監督をつとめられた西村誠さんからでした。
コメントをいただいた記事はこちら。 要チェック!
「Hair」はムーブメント! 激レアHair情報
コメントによると、1969年版には西村さんの弟さんが出演されていたそうです。西村泰さんでしょうか。こちらのポール岡田さんのブログによると西村泰さんは亡くなられているようですね。
「アクエリアス」について、西村誠さんは
「最初の音は宇宙の涯からの光の矢がグングン接近してきて地球に到達する瞬間のイメージを表しています。」
と述べられています。
1980年版では、1969年版にも関わっていたジョニー野村さんと、タケカワさん、西村さんが台本や歌詞を新しく書き直して、
「原作の英語の面白さを活かして、韻を踏んだノリのいいものにしました。」
とのことです。
1980年版はLPレコードのみでCD化はされていないようです。その貴重な音源は、youtubeのcharliesclubpianistで、西村さんがアップロードしてくださった「Hair」の代表的な14曲を聴くことができます。「Hair」ファンはもちろん、少しでもご興味がある方は、西村さんたちがこだわった歌詞やアレンジをぜひお楽しみください。
余談ですが、1980年版「Hair」はLPは、去年の1月くらいにヤフオクに出ていたのですが、LPレコードのプレイヤーを持っていないため入手をあきらめたということがありました。でもあきらめきれず、オークションページに載っていた画像3枚をコピーしておきました。それを思い切って載せてしまおうと思います。
アルバムジャケットと思われます。
スタッフの一覧。
脚本・詞 ジェローム・ラグニ
ジェームス・ラド
作曲 ガルト・マックダーモット
音楽監督 タケカワ・ユキヒデ
西村 誠
製作 増田通ニ、ジョニー野村
演出 奈良橋陽子
美術・デザイン 森島 紘
日本語訳 青井陽治
日本語訳・協力 タケカワ・ユキヒデ
西村 誠、奈良橋陽子
演奏 TALIZMAN(タリスマン)
木村 昇(リーダー、サックス、フルート、パーカッション)
石川恵樹(ベース)
発地伸男(ギター)
己城研二(キーボード)
石井 智(ドラムス)
ゲスト 長州辰三(ギター)
録音スタジオ シャローム・スタジオ
エンジニア 岡田靖夫
*不鮮明で読みにくいところは読み間違いもあるかも。
曲目リスト
Side A
1 アクエリアス ・・・ ALEX
2 ドナ ・・・ SHINOBU
3 ソドミィ ・・・ ASTUYA
4 マンチェスター・イングランド ・・・ TSUTOMU
5 エアー ・・・ TOMOKO
6 アイ・ガット・ライフ ・・・ TSUTOMU
7 フランク・ミルズ ・・・ ERIKO
8 ヘアー ・・・ ETSUJI、KAZUHIRO
9 ホェア・ドゥ・アイ・ゴー ・・・ KIN
Side B
1 ホワイト・ボーイズ ・・・ POPLAR
2 イージー・トゥ・ビー・ハード ・・・ MARI
3 ウォーキング・イン・スペイス ・・・ AKO、ETSUJI、RIKA
4 3−5−0−0 ・・・ ALEX、SHINOBU
ー ホワット・ア・ピース・オブ・ワーク・イズ・マン
5 グッド・モーニング・スターシャイン ・・・ YURA
6 フレッシュ・フェイリャーズ(レット・ザ・サンシャイン・イン) ・・・ KIN、BOBBY
キャストは断片的にしかわかりませんが、クロードが荒川努さん、バーガーが時任三郎さんと桝川譲治さん、シーラが西田佐陽香さん(と、他の方のコメントがあったので)のようで、他に、田中里花さん、POPULAさんなどが出演されていたようです。
LPの表記で、荒川さんがTSUTOMなのはわかるのですが、SHINOBUが時任さん?「エアー」を歌っているTOMOKOさんがジーニー、「フランク・ミルズ」を歌っているERIKOさんがクリッシーのはずなのですが・・・。
桝川譲治さんの「ドナ」の音源を発見!セリフもあり!
*****
コメント全文
何の気なしに検索したら発見しました。懐かしい情報の数々でした。
1969年渋谷東横劇場の公演には弟がトライブで出ていました。制作には大学を出たばかりのジョニー野村が参加していて、この経験が11年後の80年のパルコ劇場とサンシャイン劇場の公演を奈良橋陽子の演出で制作するきっかけになったわけです。
そんなわけで私にとってもミュージカル ヘアーは貴重な人生体験になりました。宮本亜門(当時は亮二)もこの舞台が出発点となって演出家になりましたね。 田中里花 POPULA 桝川譲治 時任三郎 皆さん元気で頑張っているのでしょうね。
YoutubeにLPの音をデジタル化してアップsてあります。 このフィナーレ「Flesh Failure~Let the Sunshine in」の関連映像で MP3 と出ているのがそれです。お楽しみください。
by 西村 誠 (2014-10-13 09:27)
オープニングのアクエリアスはこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=PwgJQmWRI6w&feature=related
最初の音は宇宙の涯からの光の矢がグングン接近してきて地球に到達する瞬間のイメージを表しています。 ドラムを最大ボリュームで叩いて残響が消えるまでを録音して、そのテープを逆廻しして無音状態からffまでクレッシェンドしてくる仕掛けを考案しました。
ここからだと、関連映像で他の曲も聴けますよ。
台本や歌の歌詞は、全部 タケと私とジョニーが新しく書き直しました。原作の英語の面白さを活かして、韻を踏んだノリのいいものにしました。編曲もバンド(タリスマン)の良さを活かしてブロードウェイ盤に負けないサウンドができました。
by 西村 誠 (2014-10-13 09:42)
ポプラが歌った「White Boy」。カッコいいです。
歌詞も楽しんでください。
https://www.youtube.com/watch?v=Rytx7b3cn5c&feature=related
by 西村 誠 (2014-10-13 09:48)
*****
◆関連CD&DVD
・オリジナル・ブロードウェイ版CD
・映画版サントラCD
・日本初演版(1969年)CD
・映画版DVD
・「Let the Sun Shine In: Hair」
ヘアーの製作秘話などを関係者のインタビューや当時の写真や映像で振り返るもの。
コメントをいただいた記事はこちら。 要チェック!
「Hair」はムーブメント! 激レアHair情報
コメントによると、1969年版には西村さんの弟さんが出演されていたそうです。西村泰さんでしょうか。こちらのポール岡田さんのブログによると西村泰さんは亡くなられているようですね。
「アクエリアス」について、西村誠さんは
「最初の音は宇宙の涯からの光の矢がグングン接近してきて地球に到達する瞬間のイメージを表しています。」
と述べられています。
1980年版では、1969年版にも関わっていたジョニー野村さんと、タケカワさん、西村さんが台本や歌詞を新しく書き直して、
「原作の英語の面白さを活かして、韻を踏んだノリのいいものにしました。」
とのことです。
1980年版はLPレコードのみでCD化はされていないようです。その貴重な音源は、youtubeのcharliesclubpianistで、西村さんがアップロードしてくださった「Hair」の代表的な14曲を聴くことができます。「Hair」ファンはもちろん、少しでもご興味がある方は、西村さんたちがこだわった歌詞やアレンジをぜひお楽しみください。
余談ですが、1980年版「Hair」はLPは、去年の1月くらいにヤフオクに出ていたのですが、LPレコードのプレイヤーを持っていないため入手をあきらめたということがありました。でもあきらめきれず、オークションページに載っていた画像3枚をコピーしておきました。それを思い切って載せてしまおうと思います。
アルバムジャケットと思われます。
スタッフの一覧。
脚本・詞 ジェローム・ラグニ
ジェームス・ラド
作曲 ガルト・マックダーモット
音楽監督 タケカワ・ユキヒデ
西村 誠
製作 増田通ニ、ジョニー野村
演出 奈良橋陽子
美術・デザイン 森島 紘
日本語訳 青井陽治
日本語訳・協力 タケカワ・ユキヒデ
西村 誠、奈良橋陽子
演奏 TALIZMAN(タリスマン)
木村 昇(リーダー、サックス、フルート、パーカッション)
石川恵樹(ベース)
発地伸男(ギター)
己城研二(キーボード)
石井 智(ドラムス)
ゲスト 長州辰三(ギター)
録音スタジオ シャローム・スタジオ
エンジニア 岡田靖夫
*不鮮明で読みにくいところは読み間違いもあるかも。
曲目リスト
Side A
1 アクエリアス ・・・ ALEX
2 ドナ ・・・ SHINOBU
3 ソドミィ ・・・ ASTUYA
4 マンチェスター・イングランド ・・・ TSUTOMU
5 エアー ・・・ TOMOKO
6 アイ・ガット・ライフ ・・・ TSUTOMU
7 フランク・ミルズ ・・・ ERIKO
8 ヘアー ・・・ ETSUJI、KAZUHIRO
9 ホェア・ドゥ・アイ・ゴー ・・・ KIN
Side B
1 ホワイト・ボーイズ ・・・ POPLAR
2 イージー・トゥ・ビー・ハード ・・・ MARI
3 ウォーキング・イン・スペイス ・・・ AKO、ETSUJI、RIKA
4 3−5−0−0 ・・・ ALEX、SHINOBU
ー ホワット・ア・ピース・オブ・ワーク・イズ・マン
5 グッド・モーニング・スターシャイン ・・・ YURA
6 フレッシュ・フェイリャーズ(レット・ザ・サンシャイン・イン) ・・・ KIN、BOBBY
キャストは断片的にしかわかりませんが、クロードが荒川努さん、バーガーが時任三郎さんと桝川譲治さん、シーラが西田佐陽香さん(と、他の方のコメントがあったので)のようで、他に、田中里花さん、POPULAさんなどが出演されていたようです。
LPの表記で、荒川さんがTSUTOMなのはわかるのですが、SHINOBUが時任さん?「エアー」を歌っているTOMOKOさんがジーニー、「フランク・ミルズ」を歌っているERIKOさんがクリッシーのはずなのですが・・・。
桝川譲治さんの「ドナ」の音源を発見!セリフもあり!
*****
コメント全文
何の気なしに検索したら発見しました。懐かしい情報の数々でした。
1969年渋谷東横劇場の公演には弟がトライブで出ていました。制作には大学を出たばかりのジョニー野村が参加していて、この経験が11年後の80年のパルコ劇場とサンシャイン劇場の公演を奈良橋陽子の演出で制作するきっかけになったわけです。
そんなわけで私にとってもミュージカル ヘアーは貴重な人生体験になりました。宮本亜門(当時は亮二)もこの舞台が出発点となって演出家になりましたね。 田中里花 POPULA 桝川譲治 時任三郎 皆さん元気で頑張っているのでしょうね。
YoutubeにLPの音をデジタル化してアップsてあります。 このフィナーレ「Flesh Failure~Let the Sunshine in」の関連映像で MP3 と出ているのがそれです。お楽しみください。
by 西村 誠 (2014-10-13 09:27)
オープニングのアクエリアスはこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=PwgJQmWRI6w&feature=related
最初の音は宇宙の涯からの光の矢がグングン接近してきて地球に到達する瞬間のイメージを表しています。 ドラムを最大ボリュームで叩いて残響が消えるまでを録音して、そのテープを逆廻しして無音状態からffまでクレッシェンドしてくる仕掛けを考案しました。
ここからだと、関連映像で他の曲も聴けますよ。
台本や歌の歌詞は、全部 タケと私とジョニーが新しく書き直しました。原作の英語の面白さを活かして、韻を踏んだノリのいいものにしました。編曲もバンド(タリスマン)の良さを活かしてブロードウェイ盤に負けないサウンドができました。
by 西村 誠 (2014-10-13 09:42)
ポプラが歌った「White Boy」。カッコいいです。
歌詞も楽しんでください。
https://www.youtube.com/watch?v=Rytx7b3cn5c&feature=related
by 西村 誠 (2014-10-13 09:48)
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◆関連CD&DVD
・オリジナル・ブロードウェイ版CD
Hair Original Broadway Cast Recording
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Masterworks
- 発売日: 2009/10/06
- メディア: CD
・映画版サントラCD
・日本初演版(1969年)CD
・映画版DVD
・「Let the Sun Shine In: Hair」
ヘアーの製作秘話などを関係者のインタビューや当時の写真や映像で振り返るもの。
Let the Sun Shine In: Hair [DVD] [Import]
- 出版社/メーカー: Alive Mind
- メディア: DVD
タグ:ヘアー
2014-10-13 15:50
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