「Broadway Musical Live 2015」に行ってきました

8/29(土)の13時から、2010年からやっているというBroadway Musical Liveに初めて行ってきました。ミュージカル界で活躍する大勢のキャストが次々登場して全２９曲のミュージカルナンバーを歌うという盛りだくさんのコンサートでした。司会は川平慈英さんで、曲の合間にキャストを２〜３人ずつ呼んで、ミュージカルの世界に入ったきっかけを聞いたり、途中でタップを披露するなど大活躍でした。

以降、ネタバレあり。

Broadway Musical Live 2015
8/29(土)13:00開演、新国立劇場（中劇場）
１階１５列５９番

演出　浜畑賢吉
演出補／振付／ステージング　本間憲一
音楽監督　宮崎誠

ＣＡＳＴ
上原理生
川平慈英
坂元健児
宝田明
舘形比呂一
中河内雅貴
畠中洋
平方元基
福井晶一
宮原浩暢（LE VELVETS）
島田歌穗
高世麻央（OSK 日本歌劇団）
土屋裕子
悠未ひろ
吉沢梨恵

Ｓｏｎｇ＆Ｄａｎｃｅ
一和洋輔
桐生園加

Ｅｎｓｅｍｂｌｅ
大音智海
斉藤准一郎
中村詞文
藤井凛太郎
藤岡義樹
堀江慎也
安達星来
石井亜早実
大塚加奈子
今野晶乃
橋内愛子
吉岡美里衣

出演者はこんなにたくさんいます。アンサンブルの人たちは結構ダンスもハードでした。

私はスタンダードなミュージカルをあまりみていないので、よく知らない曲も多かったのですが、聞いているとだんだん知っているメロディーが出てきて「ウィキッド」の曲だとわかったり、歌い出しが「ありのまま」で「もしやアナ雪？」と思ったら「ラ・カージュ・オ・フォール」の「ありのままの私」だったということもありました。

畠中洋さんと上原理生さんの「I'll Cover You」はステキでしたがちょっと都会的な感じだった気も。畠中さんはあまりドラッグクイーンぽくなかったし。でも、久しぶりにこの曲を聴けてよかったです。

２幕の１曲目は「春のめざめ」の「Totally Facked」。私は劇団四季の春めざで一和洋輔さんのメルヒオールを見逃したので、ここでその一部を聴けてすごくうれしかったです。彼のために観にきたんですから。ちなみに四季版の邦題は「マジでファック」。川平さんがタイトルをいいにくそうにしてました。「アメリカでは（Fxxxは）放送禁止用語だからね。でも舞台ではOKだけど。」と。そういえば、NHKで四季のキャストが春めざの曲を何曲か歌った時にもこの曲がはいっていて、アナウンサーがタイトルをあえて言わなかったということもあったっけ。

島田歌穗さんの「メモリー」や「オン・マイ・オウン」が聴けたのもよかった。どの方も本当にいいお声で、素晴らしい歌ばかりでした。宮原浩暢さんの歌は初めて聴きましたが「ラ・マンチャの男」や「星よ」（レミゼラブル）など、すごくかっこよかったです。

大御所の宝田明さんも登場。「南太平洋」から「魅惑の宵」を歌ったあと、戦後７０年ということで戦争によって犠牲になった人たちに思いをはせ、彼らにも夢があっただろうにと「見果てぬ夢」（ラ・マンチャの男）を捧げました。思いのこもった歌声でした。

あまりにも出演者が多すぎて、おひとりおひとりについてコメントすることはできませんが、３時間に渡ってのもりだくさんのコンサートで、ミュージカルの名曲をたっぷり楽しむことができました。


プログラムは1000円で、演奏された曲目のリストや、キャスト全員とＳｏｎｇ＆Ｄａｎｃｅの二人のサインが書かれたプロフィールページなどもあり、この値段ならお買い得と思いました。


◆Broadway Musical Live公式サイト
　http://www.bw-ml.jp/

タグ：春のめざめ 一和洋輔