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映画「ちえりとチェリー」みてきました(9/23) [映画]

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星野源さん関連でライブのメモとか書きかけの記事がいくつもあるのですが、それより先に9/23に観てきた映画について書きます。TOHOシネマズ新宿で星野源さんがチェリー役で声の出演をされている映画「ちえりとチェリー」を観てきました。

人形アニメーション作品だし、子ども向けかな?と思いながら観に行きましたが、大人でも楽しく観ることができ、最後は涙が止まらなくなりました。

「ちえりとチェリー」は2016年に劇場公開されたようなのですが、今でも時々上映されているようで、今回は第20回文化庁メディア芸術祭受賞作品展の中で上映されていました。「ちえりとチェリー」の公式サイト上映情報をみると、関東では9/25(月)と9/28(木)に新宿区で、10/6(金)に武蔵野市で上映が予定されているようです。他の地域は今のところ記載がありませんが、今後上映情報が出るかも。要チェックです。とてもいい映画なので、源さんのファンの方はもちろん、そうでない方も、まだご覧になってない方は機会があれば是非ご覧ください。

以降、ネタバレあるかも。


映画「ちえりとチェリー」
 2017/9/23(土祝) 12:30〜13:25
 TOHOシネマズ新宿 SCREEN 11
 第20回文化庁メディア芸術祭受賞作品展による無料上映(要予約)
 自由席だったのでE−4で鑑賞

◆主なキャスト
 ちえり (声:高森奈津美)
 チェリー(声:星野源)
 万里恵 (声:尾野真千子) *ちえりの母

◆ストーリー
小6の少女ちえりは大好きなお父さんを亡くした痛みを抱えていた。お父さんのお葬式で行ったおばあちゃんの家の蔵でみつけた古びたウサギのぬいぐるみ(チェリー)を大切にしている。ちえりは想像力豊かで、空想したものがみえる。ちえりの空想の中ではチェリーとも会話できる。
法事でお母さんとともに再びおばあちゃんの家にやって来たちえり。いとこたちにちょっかいを出されてケンカになり、お寺には行かないと言い出す。ひとりで留守番することになったちえり。家の中を探検するうちにネズミのねずざえもん、黒猫のレディ・エメラルド、出産をひかえた犬と出会う。犬のお腹の中の赤ちゃんの調子がよくなさそう。赤ちゃん犬の命を助けるためにちえりとチェリー、ねずざえもん、レディ・エメラルドが奮闘し・・・。

◆会場の様子
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*SCREEN 11の入り口にあったプレート

SCREEN 11は小さめな映画館でした。満席まではいかないけれど、割とお客さんが入っていたかなという印象でした。親子連れ、若いカップル、女性同士、おじさんやおじいさんなど、幅広い年代の人が集まっていました。源さんのファンらしき、黄色いスカートの二人連れとか、Live Tour "Continues"の白Tシャツの人とか数人みかけました。たぶんもっといたでしょう。私は"Continues"のキーホルダーを革のネックストラップにつけて参加しました。

◆感想
映画の冒頭「誰もがみんなそれぞれ命の火をもっている」と星野源さんが語る声を聞いてすでにうるうる。「命」がこの作品のテーマになっています。回想シーンに出てくるちえりのお父さんの声も星野源さんなので、ちえりが困った時、チェリーが語りかける言葉はお父さんのイメージと重なる優しいものでした。

子犬の命の火が消えそうになっていると知ってちえりはそれを守ろうとしますが、そこにあらわれたのがドンドラベッコなる怪物(?)です。ちえりが子どものころから恐れているものなのですが、それはちえりの不安を表した想像上の怪物なのです。その不安と戦い、ちえりは成長していきます。困った時はお父さんとの合い言葉、魔法の言葉である「い・つ・も・いっ・しょ」を唱えながら。

終盤、ある事情でチェリーとの別れがやってきます。でもそれは別れではなく、命が引き継がれていくことでもありました。お父さんの命を引き継いだチェリーの命は・・・。ぽろぽろ涙をこぼすちえりをみて、涙が止まらなくなりました。エンディングに成長したちえりの姿や子犬のその後などの画像が出てきて、すごく温かい気持ちになりました。

思った以上に泣ける作品でした。涙があふれて、バッグからハンカチを取り出したかったけれど、静かなシーンでガサガサやっては迷惑と思い我慢。エンディングに主題歌がかかったところでハンカチを取り出して涙をぬぐっていたら、隣にいた女性も涙をぬぐっていました。大人も泣ける作品です。ちなみに、主題歌「青空」は作詞&作曲が桜井和寿さん、編曲が小林武史さんで、Salyuさんが歌っています。終わったあと、「ミスチルっぽいと思ったら〜」という会話も聞こえてきました。さわやかないい曲でした。

 Salyu 「青空」

「ちえりとチェリー」は人形を使ったコマ撮りアニメーションですが、動きがとても細かくて人形が生きているみたいです。例えばちえりがチェリーの破れた部分を縫うシーンがあるのですが、針に糸を通して一針一針縫うというのをみていて違和感ないくらいさらっとやってくれます。他にも、ひもを結ぶシーンもあり、すごいとしか言いようがないです。顔の表情もリアルに感情を表現していて心を動かされるものがあります。

星野源さんがかかわっている作品ということで観に行ったのですが、いい作品に出会えたなと感じました。機会があったらまたみたいです。DVD化されないかな〜。


■文化庁メディア芸術祭 受賞作品展
・公式サイト
 http://festival.j-mediaarts.jp/

・第20回 アニメーション部門 受賞作品一覧
 http://festival.j-mediaarts.jp/award/animation/
 *「ちえりとチェリー」は審査委員会推薦作品に選ばれています。


■映画「ちえりとチェリー」関連リンク
・公式サイト
 http://www.chieriandcherry.com/

・オフィシャルブログ
 https://ameblo.jp/chieriandcherry/

・文庫本

ちえりとチェリー (角川つばさ文庫)


タグ:星野源
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