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「メリー・ポピンズ」を観てきました(3/31) #メリー・ポピンズ #柿澤勇人 [ミュージカル]

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3/31(土)12:00開演の「メリー・ポピンズ」(東急シアターオーブ)を観てきました。カッキー(柿澤勇人さん)のファンクラブで購入したチケットは最前列!夢の世界とカッキーを堪能してきました。あまり予備知識もなく観に行ったのですが、バンクス家の子どもたちのように、メリー・ポピンズが誘う夢の世界に引き込まれました。

以降、ネタバレあるかも。

メリー・ポピンズ
2018年3月31日(土) 12:00開演
東急シアターオーブ
S席 1階5列29番(最前列)

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キャスト
メリー・ポピンズ  平原綾香
バート       柿澤勇人
ジョージ・バンクス 駒田一
ウィニフレッド・バンクス 木村花代
バードウーマン/ミス・アンドリュー 島田歌穂
ブーム提督/頭取  コング桑田
ミセス・ブリル   浦嶋りんこ
ロバートソン・アイ もう中学生
ジェーン・バンクス 渡邉おとは
マイケル・バンクス 加藤憲史郎
ミセス・コリー   エリアンナ
ヴォン・ハスラー  丹宗立峰
ミス・ラーク    般若愛実
ノースブルック   照井裕隆
ケイティ・ナナ   小島亜莉沙
ネーレウス     長澤風海

青山郁代、五十嵐耕司、大塚たかし、風間無限、工藤彩、熊澤沙穂、斎藤准一郎、高瀬育海、高田実那、中西彩加、華花、樋口祥久、藤岡義樹、三井聡、武藤寛

■ネタバレ全開あらすじ
厳格な銀行員ジョージ・バンクス一家は子ども達(ジェーンとマイケル)に子守をつけるが、なかなか居着かない。秩序を重んじて厳しい子守を望むジョージに対して子ども達は優しくて一緒に遊んでくれる子守を望んでいる。その思いが伝わって、突然メリー・ポピンズがあらわれる。メリー・ポピンズと子ども達は一緒に公園に出かけ、煙突掃除のバートと出会う。そしてなんの変哲もない公園が、彫像が踊りだしたり、夢の世界に早変わり。

一方、ジョージは仕事のことでいつもイライラしている。妻のウィニフレッドは悩みを打ち明けて欲しいと思っているが、そう言っても話してはくれない。ジョージは厳格な子守りに育てられたため、なかなか心を開いてくれない。子ども達も反発しているけれど、本当はパパと一緒に凧揚げをしたりして遊びたいし、力にもなりたいと思っている。

そんなジョージの職場(銀行)にメリー・ポピンズと子供達が突然訪問。ジェーンがお金を貸すかどうかどうやって決めるのかと無邪気に質問すると、「信頼できる人かどうかで判断する」と答えるジョージ。ちょうど融資の相談に二人の男性がきていたが、一人はそれなりに事業を展開していて自信満々だけど内容は薄っぺら、もう一人は真面目で熱意もあるが担保になるものを持っていない。これまでのジョージなら前者に融資するところだが、ジョージは前者の融資を断り、後者に融資することに決める。

子ども達はメリー・ポピンズと一緒におしゃべりを売る店へ。そこの店主のミセス・コリーはジョージの小さい頃のことも知っているという。両親はジョージの子守りをとても厳しいミス・アンドリューに任せ、おやすみのキスもしてもらえなかったという。おしゃべりは売り切れで代わりにアルファベットを購入してそれを並べて「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」という単語をつくってみんなで歌う。

ジョージの決断によって、融資を断った方ははジョージの勤務先のライバル銀行から融資を受けて大成功。もう一方の冒険的事業はうまくいかず、ジョージの会社は破産の危機に。クビになるかも知れない状況に陥る。会社から呼び出されたジョージ。ウィニフレッドはついていくというが断られる。そんな母親を子ども達は「どんなことだってできる」と励ます。クビを覚悟で銀行に出向いたジョージ。ところが状況は逆転して、銀行が大儲けし、重役になって欲しいと言われる。そうとは知らずそこに乗り込んだウィニフレッドは事情を知って堂々と賃上げを要求。ジョージが出した条件は「家族優先で」と。

ジョージとウィニフレッドはそれぞれが自信と取り戻して互いに認め合うことができ、子ども達との関係も良くなった。それをみて旅立っていくメリー・ポピンズ。ジョージはマイケルに凧をプレゼントする。

■感想
子ども向けのファンタジックなお話と思っていたら、家族に多くの問題があったりして、色々考えさせられるお話でした。初めは厳格すぎるジョージに違和感があったけど、後半に出てくるミス・アンドリューの恐ろしさをみたら、こんな人に育てられたら自信もなくすし、厳格にならざるを得ないと理解できます。子ども達との会話から、人柄のいい人に融資したことは結果的には成功で、それはジョージには大きな自信になっただろうし、お金ではなく信頼できる人と関わることの大切さ、家族の大切さを知る機会になったはずです。以前は無視した「鳥に餌を」と餌を売るために近づいてくるボロボロの服の女性にも最後はお金を渡していましたからね。優しい心を取り戻してくれてよかった。そして何よりも、マイケルがついにパパと一緒に凧揚げができるんだなと思うと。メリー・ポピンズ、ありがとう!って感じです。

私の座席は5列目でしたが、前の席を潰してオーケストラボックスにしたようで、実質1列目でした。オーケストラは半分が金管楽器で華やかな演奏でした。ダンスも見事でした。特に、たくさんの煙突掃除の人たちが踊るタップダンスなどは本当にカッコよかったです。カッキーもそこに加わったり、加わらなかったりするのですが、見応えありましたよ〜。要所要所に出てくるちょっと不思議な煙突掃除の青年バートになりきっていました。煙突掃除の人と握手をすると幸せになれるという話もあり、私も握手して欲しい〜と思いました(笑)

歌もそれぞれとてもよかったです。「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」はディズニーの曲として知っていたけれど、「メリー・ポピンズ」の曲だったのだと初めて知りました。覚えられなくて口ずさめなかったので、次回までに覚えようと思います(観劇中は歌いませんけれど)。

それと意外に(?)印象に残っているのが、ボロボロの服の女性が「2ペンス、2ペンス」と歌う「鳥に餌を」という歌。鳥への慈しみのこもった優しい歌声でした。あとで気づいたのですが、島田歌穂さんだったんですね。さすがです。

メリー・ポピンズといえばフライング。途中でも凧に乗って降りてきたりとかもありましたが、ラストシーンは圧巻でしたね。ステージの真ん中から客席の上を後ろまで飛んでいるんですから。結構間近でみれて、ずっと見上げていました。いかにも飛びますよ的な衣装ではなくて、ワンピース的な衣装のまま、まるで空中を歩くみたいにゆったりと進んでいくので、物語のイメージのままでした。

カッキーも最後の方で壁を登る(?)ようなシーンがあります。ワイヤーが2本見える状況で出てきたので、飛ぶのかな?と思ったら、横向きで壁を登り、逆立ちで天井を歩き、壁を歩いて降りてくるというものでした。すごく自然にやっていたけど、難しいだろうし、怖いだろうなと思いました。私の方が怖いですよ、もう本当に心配で。無事に降りてきてくれてよかったです。

子役さん達の熱演も良かったです。渡邉おとはさんはしっかり者のお姉ちゃんを上手に演じていたし、加藤憲史郎くんのマイケルのやんちゃっぷりも可愛かった。お兄ちゃんの小さいころにそっくりと思ってしまったのは私だけではないはず。

初めて観たので、まだまだ見落としていることがたくさんあると思うのですが、とにかく楽しく観れるミュージカルでした。

■カーテンコール
開演直前のアナウンスで、上演中の録音・録画は禁止などの説明の後、カーテンコールは撮影可能と言っていました。最前列だし、いい写真が撮れたらと思って頑張りましたが、やっぱり動いている人の写真は難しい。それでも、比較的マシな写真を目一杯載せたいと思います。普段はブログ用にかなり小さいサイズにしてしまうんですが、今回は大きめにしてみました。画像をクリックすると拡大しますので、気になる写真があったら拡大して見てください。

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バンクス・ファミリー
左から、ジェーン役:渡邉おとはさん、ジョージ役:駒田一さん、ウィニフレッド役:木村花代さん、マイケル役:加藤憲史郎くん

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バート役:柿澤勇人さん

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メリー・ポピンズにキスするバート
メリー・ポピンズ役:平原綾香さん、バート役:柿澤勇人さん

カーテンコールの途中から音楽がかかり、みんな踊り出しました。
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■おみやげ
・公演プログラム
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・バッグ・チャーム
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タグ:柿澤勇人
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