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「メリー・ポピンズ」(4/13)&アフタートーク #メリー・ポピンズ #柿澤勇人 [ミュージカル]

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4/13(金)13:00開演の「メリー・ポピンズ」(東急シアターオーブ)を観てきました。この日は濱田めぐみさんと柿澤勇人さんのファンクラブによるアフタートークイベントがあったので、休暇を取って行ってきました。

以降、ネタバレあるかも。



メリー・ポピンズ
2018年4月13日(金) 13:00開演
東急シアターオーブ
S席 1階21列25番

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キャスト
メリー・ポピンズ  濱田めぐみ
バート       柿澤勇人
ジョージ・バンクス 山路和弘
ウィニフレッド・バンクス 三森千愛
バードウーマン/ミス・アンドリュー 島田歌穂
ブーム提督/頭取  コング桑田
ミセス・ブリル   浦嶋りんこ
ロバートソン・アイ もう中学生
ジェーン・バンクス 亀山めい
マイケル・バンクス 大前優樹
ミセス・コリー   エリアンナ
ヴォン・ハスラー  丹宗立峰
ミス・ラーク    般若愛実
ノースブルック   石川剛
ケイティ・ナナ   藤咲みどり
ネーレウス     工藤広夢

五十嵐耕司、石井亜早美、大塚たかし、岡本華奈、風間無限、工藤彩、熊澤沙穂、高瀬育海、高田実那、田極翼、照井裕隆、華花、樋口祥久、藤岡義樹、三井聡

■今回のキャスト
メリー・ポピンズもバンクス家の4人は前回と違うキャストでした。メリー・ポピンズは平原綾香さんも濱田さんも同じ雰囲気で存在感がすごかったです。バンクス家のお母さんのウィニフレッドは三森さんは可愛い奥さんという感じで、木村花代さんは落ち着いた雰囲気で悩みがより深い感じでした。

今回初めて気づいたのですが、バードウーマンとミス・アンドリューは同じ方が演じていたんですね。(前回も今回も島田歌穂さん)カーテンコールの時に、バードウーマンの衣装で出てきてから上着を脱いで、縦にストライプの衣装を見せていました。正反対の二役を演じられていたのですね。びっくり。私は今回もバードウーマンが「どうぞ小鳥に 2ペンス 2ペンス この餌を」と歌うところでまず泣きました。清らかな歌声だったので。

■感想
前回観た時はなぜかお父さん(ジョージ・バンクス)に感情移入してしまいましたが、今回は子どもたち目線で観れた気がします。メリー・ポピンズも決してベタベタ甘い訳ではなく、キツイ言い方はしないけれど、ダメなことはダメとちゃんと教えていましたね。バードウーマンのことを「気味が悪い」と言った子どもに、身なりで人を判断してはいけないとさらっと伝えていました。否定したり脅したりしない言い方で語りかけることで子ども達の心に届いたんだろうなと思います。綺麗な服を着て、親に色々してもらって当たり前と思っていた子どもたちが、仕事上のトラブルで困っているお父さんを助けたいと、なけなしの6ペンスを差し出すようになるのですから。そしてメリー・ポピンズがいなくなってもやっていけると自信が持てた子ども達の成長ぶりがすごくいいなと思いました。

今回は1階の後ろの方だったので、全体がよく見えました。最後の、メリー・ポピンズが飛ぶシーンも良く見えました(前回は実質1列目だったので振り返らないとよく見えなかった)。1階席の上を飛ぶ時はかなり低い位置で飛んでいるとわかりました。2階席より上に上がった場面は私の席からは見えませんでした。こういうものだとわかっていたら、2階席や3階席で観てみたかったです。

■カーテンコール
前回は、開演直前のアナウンスでカーテンコールは撮影可能とのことでしたが、今回はそういう説明はなくて、撮影はできませんでした。私の席からは舞台が遠かったので、撮影OKだったとしてもうまく撮れなかったと思います。撮影なしなので、キャストにたくさん拍手をして、最後の踊りも堪能しました。


■アフタートーク
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公演が終わったあと、アフタートークがありました。私はカッキーのファンクラブで申し込んだのでカッキーだけのアフタートークだと思い込んでいたのですが、濱田めぐみさんのファンクラブと合同のイベントでした。終演後は場内アナウンスは特になし。何となくロビーに出てみたら、アフタートーク参加者は窓際に集まってくださいと係りの人が地声で呼びかけていました。参加しない人への配慮かも知れませんが、ちょっと聞き取りづらかったです。満員電車レベルの混雑状態でしばらく待ったあと、誘導に従ってホールに入りました。座席はあらかじめ指定されているので混乱なく着席できました。(写真はイベントの参加券。下に敷いている黄色いものは、柿澤勇人さんのオフィシャルグッズ(チケットホルダー)です。

アフタートークの司会はプロデューサーの岡田さん。緞帳は下りていて、みんなであの魔法の言葉を言うと幕が上がると説明がありました。そして幕が開いてびっくり!使ったままのステージに椅子がおいてトークかと思ったら、背景にカラフルなお花が描かれた壁のセットが用意され、そこに濱田めぐみさんと柿澤勇人さんがいました。アフタートークのためだけに舞台転換をする心遣いが嬉しかったです。

プロデューサーの方から「メリー・ポピンズ」は舞台稽古を2週間もするなど通常よりも時間をかけて準備をしてきたと説明がありました(通常は舞台稽古は3〜4日だそうです)。色んな装置があるのでその動きを確認するなどの必要もあったらしいです。お稽古に入ったのは年明けくらいかららしいのですが、それも40日程度で仕上げてしまう作品が多い中、長い方とのことでした。

濱田さん、柿澤さんはお稽古に入る前からタップの練習をしていたそうで、お二人が出演した「デス・ノート」の台湾公演の時もタップシューズを持って行ったとのこと。カッキーいわく「濱田さんが持って行くというので、先輩が持って行くなら持っていかないと思って」と。台湾でも練習していたらしいです。

ちょうどこの日が東京公演が半分終わったあたりだったそうですが、それを聞いた濱田さんは「もう半分?」と驚き、「ポジティブで楽しい役なのでもっとやりたい」と言っていました。濱田さんはとても前向きで、あまり細かいことを気にしないような大らかな発言が多くて、素敵な方だなと思いました。

ダンスが多くて大変では?と聞かれたカッキーは、「一幕はまだ良いけど二幕の「ステップ・イン・タイム」が大変。」と。その理由は、「二幕は(フライングがあるので)衣装の下にハーネスをつけていてそれで踊らなくてはいけないから」。「ハーネスが重くて。5kgくらいあるので。」と言った後で袖にいる誰かに「5キロだっけ?」と確認。「え?1キロ?1キロもない?すみません。盛ってました。他でも5キロって言っちゃった。」ですって(笑)。重さだけでなく、動きづらくて大変だったということです。ハーネスってどんなもの?と聞かれて、「「巨人の星」の(大リーガー)養成ギブスのようなもの」と答えていました。フライング自体もとても怖いって言ってました。観てる方も怖いです。

他にも色んな話があったんですが、忘れてしまいました。もうひとつだけ覚えているのは、カッキーは以前、ステージ上でアキレス腱を切るという怪我をしていて、今もリハビリをしているそうですが、メリー・ポピンズのためにタップの練習をしていたら足の調子も良くなったとのことです。可動域が狭くなってしまったのは変わらないけれど動きが良くなった感じがしたと。そんな大怪我をしたのに、今回は踊るシーンが多くて、でもとても楽しそうに軽快に踊っていたので安心しました。

■ステージドア
アフタートークが終わって、エレベーターを降りたところで何かの列ができているのが見えました。一列に並んだ人たち(ほとんどが女性)一人一人と握手をしながらこちらに歩いてくる男性はなんとカッキー!舞台を終えて、アフタートークも終えて、さらにステージドアでファン対応していたとは本当にびっくりでした。私も急いで列に並んで握手してもらいました。私がちょうど列の最後だったので、それまでは「ありがとうございました」と言いながら握手してすぐ次の人という感じでしたが、私は握手の瞬間に「とってもよかったです」と言ったら、手を離したあともう一度こちらを見て「ありがとうございました」と言ってくれました。

は〜、なんという幸運。「煙突掃除の人と握手すると幸運になる」というようなセリフがあったけど、その役のカッキーと握手できたことだけでも幸せなことでした。私は去年は病気をして入院したりもしたのですが、煙突掃除の人と握手できたので、幸運に恵まれると良いなと思います。

カッキー、お疲れのところ、本当にどうもありがとう。



タグ:柿澤勇人
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