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Team YAMAMOTO presents「tick, tick...BOOM!」(2012.9.25) [ミュージカル]

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9/25(火)に、また「tick, tick...BOOM!」(山本耕史演出版)を観てきました。2回目です。(写真は1回目に撮ったものです。)

この日はC列と、ステージから近かったので、キャストの表情がよく見えました。山本さん、ちょっとお疲れだったのかな?顔色悪い気がして心配になりました。前回も思ったことですが、バンドの音量がかなり大きいのが気になったこととと、マイクの加減なのか、山本さんが特別大きい声で歌っているのか、他の2人の歌声よりもいつも大きく聞こえました。シャツの色が変わるくらい汗をかきながら、最初から最後まで途切れなく、山本さんが情熱を持ってこの役を演じているのが伝わってきました。

2回観に行けてよかったと思います。これまで書いた以外で気づいたことや思ったことを書いてみます。時間が経って、ほとんど忘れてしまいましたが。

■洗練された舞台装置
舞台装置は全て金属的な銀色に統一されていて、おしゃれな雰囲気。銀色の網目状の?柵が、裏返すとジョンがお気に入りのお菓子を買うお店の商品棚になっていたりして工夫されています。そのお店も看板が用意されていましたが、その前のダイナーのシーンでもジョナサンが実際にアルバイトをしていたムーンダンスダイナーの看板(本物に似せて作った感じの)もかけられていました。

ちなみに赤いブログには私がムーンダンスダイナーに行った時の記事(この時点で閉店していた)や、その後、取り壊された様子などを友人の報告から紹介した記事もあります。写真など、ご参考になれば。

ひとこと付け加えるならば、音楽で食べていくことができず、アルバイトをしながら生活していたジョナサンの実生活を考えると、今回のセットは若干きれい過ぎたかなとも思いましたが・・・。

■ワークショップ
ワークショップの場面で、ジョンは舞台のセンターで挨拶するのですが、これはステージに上がって挨拶したということでしょうか。そのあと、「スーパービア」の序曲と思われる壮大な音楽が短く流れた時にはジョンは端っこの薄暗いところにいて、きっと客席ではなく裏の方で見ているんだろうなと感じました。

再演版ではロフト部分(客席?)にいったん着席したジョンが立ち上がって挨拶し、また着席してジョンのいるところの照明が落ちて「スーパービア」が始まるという感じで、ジョンのいる場所がわかりにくかったので、ここはよかったと思います。

他にもあったかも知れないけど、思い出せません。

■出会いをありがとう
平日の夜だったにもかかわらず、待ち合わせていた友人以外にも何人ものRentheads(=熱狂的なRENTファン)仲間さんに会い、しかもそのうちふたりは偶然席が隣(とその隣)だった!そういえば前回も別な友人とばったり会ったんだっけ。

10/30〜12/2にシアタークリエで上演される「RENT」の日本版リステージと振付をするために来日しているアンディ・セニョールJr.さん、マーカス・ポール・ジェームズさんにも会いました。アンディさんはRENTファン数人に囲まれていて、その後ろから「アンディ!」と声をかけたらこちらを見てにっこりしてくれました。私のこと、憶えていてくれてるのかはわからないけど。マーカスさんの方は「私はあなたのコリンズを観ました。日本へようこそ!」と言うと喜んでくれました。私がブロードウェイで最初に見たコリンズが彼でした。そしてあとで思い出したのは、今年9月に終わってしまったオフ・ブロードウェイ版「RENT」にも出てたんですよね(アンサンブルで)。私は去年の7月にプレビューを観たのがNYで観た最後だったのですが、最初と最後にちょうど出演していたってすごい偶然ですね。

8月に会津若松で上演された新作オペラ「白虎」の会場でもお見かけした辰巳琢郎さんもいらしてましたね。お声はかけなかったけど。

たくさんのお友達ができて、ブロードウェイの役者さんたちと出待ちなどで直接お話できたのもジョナサンのおかげ。それを実感しました。RENTの成功を知らずに亡くなってしまったジョナサンですが、彼が残したものは大きいと思います。



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