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「Into the Woods」観てきました [ミュージカル]

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5/18(土)に、Tokyo International Playersの「Into the Woods」を観てきました。

誰もがよく知る童話を組み合わせたようなお話。TIPではこれをインド風の設定で上演。ポスターのイラスト同様の、赤い布をかぶったエスニック風の少女が「赤ずきん」だと気づくのにしばらくかかったほど。ダンスでの身体の動きや、フルキャストによる群舞はインド映画を彷彿とさせる。(私はインド映画をちゃんと観たことはないが、映画全体に使われているらしい独特の踊りの一部はテレビでみたことがある。)前に見た「オズの魔法使い」もスチームパンク風(蒸気機関を使った機械風)の設定だったので、そういうひねりをきかせているのもTIPの面白いところ。

以降、ネタバレあるかも。



ごくおおざっぱなあらすじは、隣に住む魔女の呪いで子どもに恵まれないパン屋が、白い牛、赤いずきん、黄色い髪、金色の靴の4つを集めることができたら子どもを授かると言われ、森の中に探しに行くという話。おとぎ話の「ジャックと豆の木」、「赤ずきん」、「シンデレラ」、「ラプンツェル」の登場人物が持っているものを奪ったりもらったりして集めた結果、パン屋は子どもを授かり、呪いを欠けた魔女も美しい女性に戻りめでたしめでたし・・・かと思いきや、2幕にはそのしわ寄せがどっと押し寄せ・・・。というような感じ。1幕だけで終われば、ファンタジックな物語なんですけどねえ。夢を叶えるには代償が必要ということなのかな。

英語(字幕なし)上演だったので、細かいところはよくわかりませんでしたが、みんな歌も上手だし(特にシンデレラの人がきれいな声だった)、ソンドハイムの独特な曲調が風変わりな物語とマッチして、面白かったです。ちなみに私の友人は白い牛の役で、時々モーモー鳴くぐらいでセリフはなかったのですが、四つん這い(前足は棒を足してある)で素早く走ったリ、首の動かし方も牛っぽくて、牛ばかりみていました(笑)。


そういえば、「Into the Woods」はジョニー・デップなどが出演してディズニーで映画化される話があるようです。ジョニー・デップがオオカミ(赤ずきんの)、メリル・ストリーブが魔女、James Cordenがパン屋役で、監督はRob Marshallとのこと。(IMDb)さらに、数日前に出たニュースによるとEmily Bluntがパン屋の妻、Christine Baranskiがシンデレラの継母になるらしいです。(broadwayworld.comより)ジョニー・デップが出るなら日本でも公開されるかしら?まだ詳細は決まっていないようですけど。

なお、TIPでは10月に「Avenue Q」の上演を予定しているそうです。パペット同士のエッチシーンもあるという大人向けパペット&人間によるミュージカルです。私は「Avenue Q」好きなので、TIPではどんな感じになるのかちょっと興味がありです。

◆Tokyo International Playersの公式サイト
http://www.tokyoplayers.org/

◆参考:「Avenue Q」のCD
Avenue Q

Avenue Q

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: RCA Victor Broadway
  • 発売日: 2003/10/20
  • メディア: CD


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