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気になるチラシ:「オペラ座の怪人」&私のこだわり [ミュージカル]

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気になるチラシはこの「オペラ座の怪人」(ケン・ヒル版)です。

私がミュージカルに目覚めた一番最初はジェラルド・バトラー主演の映画版「オペラ座の怪人」にはまったことでした。予備知識なく観て、「ファントムは虐待を受けて育った人」というところに引っかかりを感じたのがすべての始まりでした。そこからオペラ座つながりで友達ができ、彼女らにつられて何度も映画を見るうちに、ある映画の予告編に運命的に出会ってしまった!それが「RENT」で・・・(ここから長いので省略。笑)。

「オペラ座の怪人」も舞台や映画を色々観ました。今は更新していない"青いブログ"にその痕跡が残っています。ケン・ヒル版はまだ観てないんですけど。

私の「オペラ座の怪人」遍歴を簡単にまとめてみました。

■映画(製作年順)
・「オペラ座の怪人」(1925年、ロン・チェイニー主演)

映画版の元祖「オペラ座の怪人」がコレ。ほとんどホラーなファントムで、当時は失神する女性もいたとか(今みるとそこまでは怖くないけど)。
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・「オペラの怪人」(1943年、クロード・レインズ主演)

ファントムがクリスティーヌのパパという設定。
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・ファントム・オブ・パラダイス(1974年、ウィリアム・フィンレイ主演)

ずっと前にDVDを買ったのに未見。「怪奇映画の古典「オペラ座の怪人」の物語を現代のロック音楽会に置き換えてロックミュージカル仕立てにした異色作。」との説明あり。パラダイスは劇場の名前らしいです。

・「オペラ座の怪人(PHANTOM OF THE THEATRE)」(1979年、アーク・ヨボービアン主演)
f73415a3.jpgオペラ座の怪人 [VHS]
劇場ではなく映画館が舞台という設定。
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・「オペラ座の怪人」(1989年、ロバート・イングランド主演)
33bfdf11.jpgオペラ座の怪人 [VHS]
音楽を勉強している現代の若い女性がタイムスリップしてクリスティーヌに。顔が崩れていくファントムがグロテスク。
関連記事1(パンフ発見)

・「オペラ座の怪人」(1998年、ジュリアン・サンズ主演)

イタリア版のオペラ座の怪人はかなりエロティック。そしてファントムが超美形。そしてネズミがポイント(笑)
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・「オペラ座の怪人」(ジェラルド・バトラー主演、2004年)

私にとってはこれが元祖。舞台版よりファントムを若く設定しているらしく、この時のジェリーは本当にカッコ良く、そして影のあるところもファントムにぴったりだと思ったのですが、次の作品で来日した時は明るくて親父ギャグを連発するおっさんに??(笑)


■ミュージカル
・劇団四季「オペラ座の怪人」(アンドリュー・ロイド=ウェーバー版)
ゴージャスな映画版を観たあとだったので、セットが地味に思えてしまいました(すみません)。それ以来観てなくて・・・。ブロードウェイに行った時も観てなくて、オペラ座友達にあきれられています。いつか観るかも。

・宝塚歌劇団「ファントム」(アーサー・コピット版)
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たまたま他の演目を観た春野寿美礼さんがファントム。若くて純粋な感じのファントムで、お父さんも出てきます。

アーサー・コピット版は、2007年に大沢たかおさんが主演でも上演されたようですね(→関連記事)。さらに、2014年には城田優さんが主演で上演されることが決まっています。

・「オペラ座の怪人」(ケン・ヒル版)
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これが一番上のチラシです。今年の12月に東京国際フォーラムで来日公演が予定されています。

◆来日公演公式サイト
 http://www.operaza.jp/

私はケン・ヒル版はまだ観ていません。ここまで網羅してきたのだから、今回観れたらいいなと思っています。ちょっとまだ12月の予定が立てられない状況なので、チケットを確保していませんが、検討したいと思います。

■本

・「オペラ座の怪人」(ガストン・ルルー)
これが全ての原作。それぞれの登場人物の独白風に書かれているのですが、ややこしくて読みにくかった。

 
・「ファントム」上・下(スーザン・ケイ)
ALWの「オペラ座の怪人」に原作のエピソードを加えてわかりやすくしたような感じ。ファントムの生い立ちやオペラ座に来るまでの経緯がかなり詳しく描かれています。


・「マンハッタンの怪人」(フレデリック・フォーサイス)
これが「ラブ・ネバー・ダイズ」の原作(私はLNDはまだ観てませんが)。オペラ座事件のあとニューユークにたどり着いて大金持ちになったファントムが、歌姫クリスティーヌを招いて自作のオペラ(南北戦争が舞台の)に主演させるのですが・・・。ALWとフォーサイスのコラボ作品らしいのですが、この本を読んだ時は、まさかこれをミュージカルにしてしまうとは思わなかった!!
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というわけで、私の「オペラ座の怪人」の旅はまだまだ終わらないようです。







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