「会津会」の総会&懇親会に参加してきました #会津 #八重の桜 [イベント]
今日10/26(土)11時から、会津会の総会と懇親会に参加してきました。場所は上野精養軒です。
私は父が会津の出身なのですが、会津会というのがあるのは全く知らず、6月に「容保TERAKOYA」というイベントに参加した時、会場で知り合った方から初めて聞きました。(容保TERAKOYAのレポート前編&後編)その方から誘っていただいたこともあり、今回はじめて参加しました。(その前に色々考え、入会もしています。)
参加したことで会津に対する知識も深まり、また、まだ少しではありますが人脈も広がり、なにより会津の人の暖かさを感じたひとときでした。
台風の影響で午前中まで雨が心配された天気の中、予定通り開催されました。受付付近で、今回誘ってくださったYさんにお会いしました。その後も、Yさんは私を気遣って色んな方を紹介してくださったり、お殿様(松平家ご当主)にご挨拶に連れて行ってくださったりしてありがたかったです。
披露宴のような豪華な雰囲気にドキドキ。
(郡荘一郎会長)
はじめに総会があり、副会長、会長のご挨拶がありました。お話によると今回は明治45年から数えて101年目の総会になるそうです。その間、一貫して「会津出身者とゆかりのある人の親睦会」ということで活動して来られたとのこと。歴史上の人物も多く参加され、野口英世博士や、新島八重さんも亡くなる前年に京都から来られたそうです。
それから会計報告。今年叙勲を受けられた方(4人)に記念品、80歳になられた方(8人)に敬老杯が授与。新入会員の紹介。
(名誉会員 松平保久さま)
来賓の紹介では、名誉会員の松平家ご当主松平保久さまをはじめ、会津若松副市長、喜多方市長、会津坂下町町長、柳津町町長など行政府のトップや、商工会、各種団体、議員など、そうそうたるお顔ぶれにただただビックリ。
まだまだごはんは出てきません(笑)
いよいよボニージャックスさんの登場です。日本の歌曲を中心に4人の息のあったハーモニーを聞かせてくださいました。
曲目は私がメモしたものです。
出船の港(?)/鎌田行進曲/国境の町/牧場の朝/人生の並木道/谷茶前節(たんちゃめぶし・沖縄民謡)/山小屋の灯/白い花の咲く頃/ルイジアナママ/故郷の廃家/荒城の月/そして葉桜のとき(オリジナル曲)/手のひらに太陽を
「荒城の月」の「荒城」とは古くなって荒れたのではなく、戦いに敗れて荒れた城のことだそうです。明治新政府は城をよすがに集まった人々が暴徒化するのを恐れ、城を次々取り壊したということで、特に最後まで抵抗した会津の城は徹底的に壊されたのだと説明がありました。
また「手のひらを太陽に」は先日やなせたかしさんが亡くなったことを受けてのもので、この曲は参加者全員で歌いました。ボニージャックスさんはやなせさんとも親交が深く、アンパンマンがかかれた当初は「こんな弱いヒーローははやらないよ」と言ったんだけどねと思い出も語られました。
ここでようやく懇親会がはじまり、会食となりました。ターンテーブルに大皿料理が並び、食事をしながら、参加者の方たちとお話ししました。
隣にいた男性に話しかけ、色々話すうちに、その方が会津を中心とした歴史書などを多数出している歴史春秋社の社長とわかりました。私は今年「八重の桜」にはまったことから同社の「会津人群像」を何冊も買っていたので、思いがけない出会いにビックリ!
かと思うと、同じテーブルに若くてイケメンな青年とそのお連れ合いと思われる美人女性がいて気になっていたのですが、お聞きしたらなんと会津のご家老の田中土佐さまのご末裔の方でした(男性の方が)。
他にも会津出身で、戦いに敗れて困窮する会津の民衆をはじめ全国レベルでの福祉活動を行った瓜生岩子(うりゅういわこ)についての著書「炎は消えず 瓜生岩子物語」を書かれた廣木明美さんもいらっしゃいました。
もちろん、私のようにふつうに市役所に勤めているとか、ふつうのお仕事の方もいらっしゃいました。会津にゆかりがあるということで、ふだんは出会うことができない方とお会いでき、貴重な体験でした。全体的には年齢層は高めだし、知り合いが少ないのではじめは不安でしたが、何人かの方たちと名刺交換もでき、「また次回お会いしましょうね」と言っていただけたりしてほっとしました。
それから総会恒例らしいのですが、黄色い法被を着て盆踊り。伴奏や歌も生演奏で。曲は「会津磐梯山」で。踊りたい人が踊る感じで、法被は貸してもらえます。私は初めてで踊りもわからなかったので踊らず見ていました。
最後に会津物産展でゲットしたものをご紹介します。
写真左から、会津のお米、九重(ここのえ)、翁飴、打豆(うちまめ)。
九重というのは小さい黄色のかたいつぶつぶのもので、お湯を入れると黄色い色が出て粒は白く柔らかくなり、それを飲みます。柚子の香りの甘い飲み物です。子どものころおばあちゃんのうちでよく飲みました。
翁飴は会津の昔ながらのお菓子とのことで買ってみました。オブラートに包まれた飴色の薄い板状のお菓子で、柔らかく、甘く、素朴な味でした。(例えていえばサツマイモのような味?)
打豆も子どものころ食べた記憶があります。水でふやかした大豆を潰して乾燥させたもの。私は水で戻してお味噌汁に入れましたが、大豆の味がしっかり楽しめます。
そして、これはお買い物をしたらもらえたもの。「八重の桜」の京都バージョンのポスターです。1枚1枚ナンバリングされていて、転売禁止と裏に書いてありました。転売なんかしないけど、飾る場所がなくてどうしようかなーと思案しています。
会が終わったら外はいいお天気になっていました。おもわず上野公園をふらふら散歩しながら帰りました。
お世話になったみなさま、ありがとうございました。ご興味を持たれた方、次回は一緒にいかがですか?
◆会津会へのお問い合わせ
112-0011 東京都文京区千石1-4-16 会津学生寮内
会津会
TEL 03-3946-8159
タグ:会津
2013-10-29 02:25
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