「スリル・ミー」（尾上＆柿澤）アフタートーク＆グッズ（11/10）

11/10(月)の「スリル・ミー」夜公演のあと、アフタートークがありました。



今回はじめてペアを組んだ「私」役の尾上松也さんと「彼」役の柿澤勇人さん。

公演終了後、しばらくの休憩のあと、アフタートークが始まりました。司会はホリプロの女性アナウンサーの方とのことです。私がメモった範囲で大まかな内容を紹介します。

■アフタートーク

司会：休憩なしの作品ですが、どうですか？
尾上：（ハプニングで転倒したことについて）「スリル・ミー」の怖さを知りましたよ。
柿澤：すごいヘッドスライディングだったね。
尾上：（ステージ上の）開いてはいけないところが開いてしまった。
柿澤：（転倒したのが）「彼」じゃなくてよかった。「彼」が転倒してしまったらカッコがつかないからね。
＊こちらでも報告した通り、直前の公演で、「彼」が弟を殺すと言い出し、「私」がそれに反対しているあたりで「私」が転倒。開いてはいけないところといっているので、舞台上段がスライドする部分か、後半一部が下がるのですが、そのどちらかが誤作動したということでしょうか。私の席からはそこはよくみえませんでした。

司会：初日はどうでしたか？
尾上：緊張しました。今日で３回目ですが緊張しています。この作品は出て来たらノンストップ。最初（客席の方から）出てくるところがすごく大切。前回「私」役だった良知さんもそう言ってました。（今日）まさか落とし穴があったとは。

司会：おふたりは「ロミオ＆ジュリエット」で共演されていて仲がいいそうですね。稽古場での雰囲気はどうでしたか？
柿澤：ノンストレスです。（尾上さんは）年上だし、舞台人としても先輩なのに偉そうにしない。
尾上：オマエが偉そうなんだよ（笑）
柿澤：オフの日も一緒に飲みに行ったりする。芝居に対してすごいエネルギーを持っている人。
尾上：僕は（スリル・ミーは）初めてで柿澤は４回目。ロミジュリをやっていたので信頼してやれた。相手が柿澤でよかった。やりやすかった。
柿澤：こいつは３日間でセリフと動きをすべて覚えたんですよ。僕らは（これまでの公演で）１ヶ月かけて（動きなどを）作って来た。それを３日で覚えたんですよ。
司会：３日で覚えられるものですか？
尾上：覚えました。「スリル・ミー」は動きが細かく決まっているので、「次は何」と考えていたら芝居が出来ない。（初参加で）他の人の足をひっぱってはいけないと必死でした。やろうと思えば（３日で）できますよ。
司会：「私」の執念を感じますね。

司会：芝居の中で相手のこの仕草が好きというのはありますか？
柿澤：松也は感極まると涙より先に鼻水が出る。そこが可愛い。キスシーンの時は１００％（鼻水が出てる）。
尾上：「ハンマーで頭を叩いて〜」というところで、不自然にならないように鼻を拭いたら、裏で「ざけんなよ！」と柿澤に怒られました。
柿澤：（あわてて）そんな言い方じゃないだろう？（鼻を拭いて）笑わせるなよと。
尾上：ふだんはどちらかというと「私」が柿澤で、僕がふざけると「もうやめてよ〜」という意味で「ざけんなよ」とよく言っています。
柿澤：松也に車で送ってもらうことがあり、疲れているだろうし家も遠いから家まで送ってもらうのも悪いと思って、「どこまで？」と聞かれた時「どこでもいいよ」と言ったら「じゃあここで」と返されて。
尾上：送って行くと言っているのにどこでもいいとか言うから。こんな感じでからかっています。
柿澤：「私」と「彼」を逆転して再演したいですね。（観客から拍手。）

尾上：（相手の仕草で好きなところは）最初のキスの時、僕の身体でお客さんにはみえないかも知れないけれど、柿澤はチュッとしたあとに不敵な笑みを浮かべて顔を左右に揺らすんですよ（と言って、顔をキュッキュッと左右に振る真似をする）。みえないところでも細かい芝居をしているので次からよくみてください。
柿澤：そういわれたらできなくなる〜。

司会：二人だけの舞台は濃密な感じがしますね。
尾上：ロミジュリも仲がよかったし、舞台はチームワークなのでひとつになってやっていかないとと思う。

司会：他の組と比較されるのはどうですか？他の組を観ることはありますか？
柿澤：通し稽古をそれぞれ１回ずつみたんですが、全然違う。
尾上：（同じ「私」役の）万里生さんは歌がうまい。洸平くんは可愛い。実は洸平くんのリアクションをパクっているところがあるんです。そのことを洸平くんにいったら「あー、まじっすか。俺もやってますよ。」と言っていた。

司会：柿澤さんは再々演・・・
柿澤：４回目なので再再・・・？
司会：最初と今はちがいますか？
柿澤：全然違います。会社で藤原竜也さんと会うことがあって、藤原さんは「ムサシ」を３回やって、３回とも相手が変わったので、（今回相手が変わることについて）どうすればいいのか聞いたら、「（今までのやり方を）なぞろうとしてるからじゃないのか？つまんねー役者だな。」と言われた。それで、松也とゼロから作ろうと思った。
司会：（松也と）呼び捨てなんですね。
尾上：でしょ？他の人のことはひとつ年上でも○○さんというのに、僕のことは呼び捨てなんです。
＊カッキーと藤原さんが会ったというのは「デス・ノート」のチケットをたくさん（７枚以上）買った人へのファンクラブ特典でカッキーと藤原さんのツーショット写真がもらえることになっていて、その撮影のためと思われます。（→柿澤勇人オフィシャルファンクラブ）

ここで「カンカン」と尋問の時の音が入る。

司会：そろそろ時間ですね。
尾上：（音に驚いて）すごい知らせ方ですね。
柿澤：いや、これは（「スリル・ミー」では）恒例だから。

司会：それではおふたりからメッセージを。
尾上：お客様にみていただだけるのがなにより。お客様の感情が伝わって来て、それでこちらもやっていける。この作品を気に入ってくださったらずっと応援して欲しいです。
柿澤：今日で３回目ですが、初日、２回目、３回目ですべてちがう。お客様の雰囲気もちがう。色んな波でうねって成長していく舞台。あと８公演ですが、僕たちしか出来ない舞台をやっていきたいので是非またみに来てください。


■グッズ
私は一応柿澤ファンなので、色んなグッズを買うのも応援だと思ってついつい色々買ってしまいました。

・トートバッグ　1,500円（プログラムと同時に買うと200円引き）

買ってから気づいたのですが、よくグッズとして売っているトートバッグよりかなり大きいサイズでした。幅が約47cm、深さが約40cmありました。ちなみにメリリーの時の白いトートバッグは幅が約34cm、深さが39cmでした。


・プログラム　1,500円



・「スリル・ミー」のCD予約　CD3,240円＋送料600円。
今のところ「スリル・ミー」の会場でのみ予約受付中。


・柿澤勇人カレンダー　1,800円

会場で買うとネットで買うのとはちがう生写真がもらえるので、買わなくてはと思っていたのです。大きいカレンダーだと思い込んでいたら、そうではなくて卓上カレンダーでした。

・マルチホルダー　値段忘れた

８８１０（勇人／ハヤト）が描かれた、チケットやカードなどをセットできるもの。中にカッキーの写真が一枚入っています。
目の覚めるような黄色でカバンの中でも迷子にならなそう。この色ってもしかして「柿色」？（笑）


・舞台写真（４枚）　800円
柿澤バージョンを買いました。

ということは・・・。グッズだけで10,000円くらい買ってしまったということですね。でもこの程度だったら、ファンとしてはまだまだ序の口というところでしょうねえ（笑）


■おまけ
ファンクラブでチケットを買った特典で、会場内でくじ引きをやっていました。１等？特賞？はなんとカッキーから生電話してもらえるというもの。他に数枚の中から生写真を１枚選べたり、缶バッジがあたったりとかがありましたが、私は外れ。くじ自体がカッキーの顔写真（証明写真くらいの大きさ）のステッカーになっているので、それが景品とのこと。前にもN2Nの時にも友人は写真をもらってたけど私は外れ（その時もステッカーか何かはもらったと思う）。いつもながらくじ運悪いな〜、私。


◆「スリル・ミー」公式サイト
　http://hpot.jp/stage/tmjp2014


◆「Thrill Me」オリジナル・キャストCD（英語）

Thrill Me: Leopold & Loeb Story

• アーティスト:
• 出版社/メーカー: Original Cast Record
• 発売日: 2006/08/08
• メディア: CD

◆「Thrill Me」台本（英文）

Thrill Me: The Leopold & Loeb Story

• 作者: Stephen Dolginoff
• 出版社/メーカー: Dramatist's Play Service
• 発売日: 2006/05/30
• メディア: ペーパーバック

タグ：柿澤勇人 尾上松也