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「RENT」(東宝版2012)11/17(土)マチネ観てきました [RENT(東宝)2012]

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RENTの11/17(土)のマチネを観てきました。

この時のダブルキャストは以下の通り。
ロジャー:中村倫也
ミミ:Jennifer
エンジェル:ヨウスケ・クロフォード
コリンズ:加藤潤一
モーリーン:上木彩矢

以降はネタバレありです。

エンジェルシート初挑戦しました。番号は41番。この日は46人の参加がありました。私のちょっとあとにきた友人は44番。私は4という数字が好きなのでうらやましいなーと思ってた。そうしたらなんと44番の友人がエンジェルシートをゲット。やっぱり44番欲しかった〜。

この日の座席は4列23番。上手ブロックの一番センター側の席でした。

この日のダブルキャスト
ロジャー(中村倫也)
ミミ(Jennifer)
エンジェル(ヨウスケ・クロフォード)
コリンズ(加藤潤一)
モーリーン(上木彩矢)

マーク(賀来賢人)
ジョアンヌ(西国原礼子)
ベニー(Spi)

アレクシー(千葉直生)
 他にスー?(←だと思っているけど、このあとに観た時にパムと逆かなと混乱。)
ミスター・グレイ(伊藤友樹)
 他に、クリスマスキャロラー、ヤクの売人、ライフサポートの時のスティーブなど
スティーブ(海宝直人)
 他にゴードン、窓ふきの人、ウェイターなど
マークのママ(小林由佳)
 他にパム?(←だと思っているけど、このあとに観た時にスーと逆かなと混乱。)
ジョアンヌのパパ(セキグチタケオ)
 他にポール、牧師、医師、SOLソリストなど
ジョアンヌのママ他(高城奈月子)
 他にホームレスの女性、アリ、SOLソリスト
スウィング(田代絵麻)
 警官など

■今日のダブルキャストについて
前回観た時の完全裏キャストになるこの日にわざわざ観劇した私。しかもレア・キャストの加藤潤一さんのコリンズも観れました。

・ロジャー(中村倫也)
マークでオーディションを受けたという中村さんだけど、声がロジャーだなと思った。ロックミュージシャンぽい声というのかな。厚みのある男っぽい声みたいな。でもちょっと高音が出にくいのかな。Finale Bでマークの歌いだしのあとのフレーズで声が出なくてのばすのをやめてしまったところがあった。たまたまその時引っかかっただけかも知れないけど、前半でももう一箇所そういうところがあったので。でもいい声だと思う。アイメイクでミュージシャンぽくみえるし、カッコイイ。Another Dayで涙ぐんでいて、ロジャーになり切ってるなと思った。

・ミミ(Jennifer)
初演の時点で小さいお子さんがいたので実年齢は18〜9では絶対ないと思うし、そこまでは無理としても、十分可愛くみえた。Out TonightはJenniferさんもあまり踊ってなかったからそういう振付けなのかな。でも石田ニコルさんよりはよく動いていた気もするけど。オフで観た時のミミ(アリアンダ・フェルナンデス)はもっと踊っていたと思うんだけど。3回目のミミということで情感豊かで安心して観れた。

・エンジェル(ヨウスケ・クロフォード)
キレイ系のエンジェル。ルックスもそうだけど、声もキレイでクリアでまるで女性のよう。やや硬質な声だけど、いいと思った。表情も豊かで演技もこなれた感じでよかった。

・コリンズ(加藤潤一)
TAKEさんと比べて低音もよく出ていた気がする。可愛い系のコリンズで、TAKEさんよりもオフのコリンズにより近い気がした。ブロードウェイ版の包容力のあるコリンズが好きだった私にはこういうキャラクタ設定の変更はどうなのかなと思う部分はあるけど。気になったのはI'll Cover You (reprise)のところで、悲しみの表情で熱唱するTAKEさんと比べると、笑顔でとはいわないけれどややにこやかに歌っているようにみえてお葬式なのにどうなんだろうという気も。

・モーリーン(上木彩矢)
すごくよかった。東宝版のMizさんのようなボーイッシュな感じのモーリーンで、こういうモーリーンは日本でしかみたことがないけど、かっこよくていいと思う。Over the Moonのパフォーマンスも、最初の方からカウベルの乗ったマイクスタンドを足の間にはさんだりして、牛のエルシーのミルクを飲むところもエロティックな感じでよかったと思う。ソニンさんはちょっといっちゃってる女の子風であまりエロくなくて、ブロードウェイ風かなと思ったけど、それとは対照的なモーリーンだった。声はややハスキー。高音で一瞬声が裏返ったところがあった(高音が出ないわけではないと思う)。
エンジェルのお葬式のところで、「ラッキーだったのは私たちの方よ」っていうところを結構さらっと言っていて、もうちょっとためて言ってくれるとグッと来るのになーと思ったりもした。

■その他、気づいたこと
・Rentでベニーがモーリーンに新しい男かと聞かれて、ロジャーとマークが「ジョアンヌ」と答えるところで、ベニーが笑わずに次の会話に行ってしまうのが違和感があった。ここは笑って欲しいんだけどな。
・ホームレスの女性とのやりとりの場面で、警官が2人いるはずなのにこの日はひとりだった。スィングの田代絵麻さんのみだった。ということはもうひとりの警官はこの日コリンズの加藤さんだったんだとわかった。
・I'll Cover Youの歌詞に違和感。エンジェルが「私の家で暮らしましょう、RENTはいらない代わりにキスを」と歌うのはいいんだけど、コリンズの「Open your door. I'll be your tenant.」を「君の家で、暮らしていこう」になっているのが原文とはちょっとちがうかなと。でもここはまあこれでもいいかなと思うけど、問題はリプライズ(お葬式の時)。エンジェルが歌っている部分と同じ歌詞をコリンズが歌うのに「君の家で暮らしていこう、RENTはいらない・・・」と歌っている。「Live in my house」なのになぜ「君の家」?そして次のフレーズがまた「君の家で暮らしていこう、そんなに荷物は持ってない」と「君の家で」というところがだぶっている。ここをどう解釈すればいいのか悩んでしまった。
・Christmas Bellsに警官が出て来ない。そういう演出になっている。
・La Vie Bohemeでモーリーンがお尻を出すシーンでマークが「ケツ(尻)レヘム」と言ってて笑えた。
・ジョアンヌが最初に戻ってきた時のモーリーンの歌詞(原文はThe mixer doesn't have a case.)が何か違和感があった。東宝版では「もともとケースはないの」と訳されていたけど、今回は「ケースに入れておいて」みたいな歌詞になってた気がする。どういう解釈なのかなー。
・踊っているうちにコリンズの眼鏡が飛んでしまうハプニング。マークが後方に行く時にさりげなく拾って、そのままマークはカメラを撮りに行ったので、たぶんそこにおいたんだと思う。
・「ブラザーズ!」というところでコリンズは横になるがエンジェルは立ったまま覆いかぶさってた。
・I'll Cover You (reprise)でコリンズが眼鏡を外していた。忘れたわけではなくそういう演出みたい。涙ぐんでいる人もいたが、一番上手側にいたマークはかなりうるうるして鼻水たれてそうなくらいで、ひょうひょうとした感じの賀来賢人さんもここでは感極まって泣いてるんだなと感動。「あれは演技だよ」という人もいたけど、だとしたらすごくヤなヤツじゃない?私は本当に泣いてたと信じたい。
・Contactで真ん中で激しく踊っていたのはベニー役のSpiさんだったみたい。相手役はストレートロングヘアの小林由佳さん。
・What You Ownで、四角い箱の上にロジャー、下にマークで最後まで上下分かれているが、オフ版で観た時はすごく違和感があったんだけど、今回はある瞬間に上にいるロジャーが足下の金属パイプを握るとそのすぐ下の金属パイプをマークが握るところがあって、両者の手は接していないんだけど、離れた場所にいてもお互いの思いがつながりあっているように感じた。

とりあえず前回と今回の2回分しかチケットをとってなかったのですが、もうちょっと観たくなって、仕事の関係で休みが取りやすい11/20(火)を休もうと思い始めたのでした。



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