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大河ドラマ「八重の桜」にはまる [大河ドラマ「八重の桜」]

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私は自称“会津の末裔”。父が会津の出身で、父は小学生くらいまでしか会津に住んではいなかったのですが、祖父は完全に会津の人で言葉も独特でした。ホントかどうかわからない系図みたいなのがあって、十数代前までさかのぼれることになっていて、代々医者の家系(少なくとも、祖父の祖父から続いている)です。子どものころ近所の人からは「○○さん(うちの実家)はお武家さんだから」などと言われていましたが、後に父から聞いたところによると、うちの実家は芦名氏が会津をおさめていた頃に仕えていて、幕末の時代には浪人していたのではないか(漢方医だった)とのことでした。

それはともかく、私は住んだことはないけれど、子どものころから何度も行っている会津が大河ドラマになったということで、みないわけにはいかない感じになっています。

以降ネタバレあるかも。

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これまでにも大河ドラマで幕末を取り上げたことは何度かあったと思いますが、主に倒幕派の視点から描かれていて、会津は潰すべき敵扱いということが多かったと思います。また、会津といえば白虎隊、そして京都守護職の配下にあった新撰組が有名で、そこをクローズアップしたドラマは多数ありましたが、今回のように会津が主役ということはほとんどなかった気がします。そんなわけで、毎週録画して(リアルタイムでみれないことが多いので)みています。

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会津には何度も行っていて、多くの名所もみているはずの私ですが、今回のテーマの新島八重さんはノーマークでした。女性ながら、銃を使いこなしてお城を守るために戦ったということですが、私には「そういう人もいただろうな」と感じられます。会津はお城を守るために文字通り老若男女、10代の少年から高齢者、女性も娘子隊(じょうしたい)という女性だけの部隊を組織して戦ったという地域なので。八重さんはそれだけではなく、のちに夫となる新島襄さんとともに同志社大学を設立したり、色々活躍されたらしい。今後の展開が楽しみです。

八重さんを演じるのは綾瀬はるかさん。先日、夜中の3時くらいにたまたまテレビをつけたら「鶴瓶の家族に乾杯」で綾瀬さんが会津に行った回の後編の再放送をしていて、途中からだけどついみてしまいました。八重さんのお墓のあるお寺に行くのですが、お寺の住職さんの奥さんなどとの会話はすでに大河ドラマで披露しているような会津弁。すっかり会津の人になりきってました。質素なお寺は私の父の田舎のお寺によく似ていて(うちのお寺はもっと小さいし、檀家さん以外がお参りするようなお寺ではないけど)親近感を感じました。

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綾瀬さんと別れた鶴瓶さんが向かったのは東山温泉。私たちが田舎に行く時によく泊まっているところです。鶴瓶さんは東山温泉の宿が連なる細い坂道をあがって、原発の影響で会津に避難している人たちと交流していました。その旅館ではないのですが、同じ東山温泉でもうちょっと奥まったところにある新瀧には何度か泊まったことがあります。もともとは松平家の別荘だったそうで、竹久夢二などの文人に愛された宿とのこと。また松平容保公の孫にあたる秩父宮妃勢津子さまもお泊まりになられたようで、古い写真が飾ってありました。徳川家への忠誠を尽くし、公武合体派ということで孝明天皇からも深く信頼を賜っていたという容保公ですが、のちに朝敵の汚名を着せられることとなります。勢津子さまが天皇家にお輿入れされたということで、会津の名誉回復と地元では喜ばれたようです。

私が知っている会津やまだみぬ会津に出会えるのを、毎週楽しみにしたいと思います。次回は私が注目の男性陣について熱く語ってしまうかも(笑)

◆写真について
去年の夏、会津に行った時に撮影した写真を載せました。
1枚目は会津鶴ヶ城。
2枚目は会津若松駅前のロータリーの中にたっている「ならぬものはならぬものです」という石碑。夕方で逆光だったのをなんとか補正。道路のこちらがわからだと車が入ってしまい、近づくとこんなにドアップになり全体がはいらないという、写真を撮るのが難しい石碑です。
3枚目は会津若松の駅前にあった赤ベコ(赤い牛の張り子)と「八重の桜」ののぼり旗。赤ベコは会津を代表するおみやげのひとつ。張り子自体ではなく、そのミニチュアが耳かきの先についていたり、キーホルダーになっていたり、という感じです。
4枚目はちょっと古い写真ですが(正面玄関を写した写真がなかなかなくて)、新瀧の入り口です。旅館はみんな川沿いに建てられていて、手前側から橋を渡って宿に入るところです。
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