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「American Idiot」来日公演(8/14夜) #aidiot [ミュージカル]

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*会場に貼ってあったポスター。ちなみに今回のジョニーはこの人じゃない。ワッツァーネイムもたぶんちがう。

アフタートークのために急遽観た8/8、会場に行く前に、次に観る予定の8/10(土)に家の用事が入ってしまい、友達に頼み込んで翌日渡す段取りをして会場に向かった私。8/10のは一番最初にとった一番いい席だったんだけど仕方ないです。他にはチケットを取っていなかったので、最初の二日で終わってしまうのは寂しすぎるし、2日目がすごく良かったので会場でリピーターチケットをゲット。それがこの3回目の8/14(水)でした。

以降、ネタバレあり。


American_idiot2013_IMG_1865.jpg

この日の主な配役は以下の通り。
ジョニー Sean Michael Murray
タニー  Thomas Hettrick
ウィル  Casey O'farrell
ワッツァーネイム Alyssa DiPalma
エクストラオーディナリー・ガール Jenna Rubaii
ヘザー  Mariah MacFarlane
セイント・ジミー Daniel C. Jackson

2回目に観た時はセイント・ジミーが代役でしたが、この日は本役の人でした。不思議なのは、アンサンブルが2人追加されていること。(Turner Rouse Jr.とAlison Morooney)この2人はスウィング(すべての役を演じられるように練習している人)。このあともツアーは続くようなので、舞台の勘を取り戻すために出演となったのでしょうか?

感想は8/8のところでだいたい述べたので、これまでに書き忘れたことなどをメモ的に書いてみます。

この物語の主要な三人の男性の名はJohnny、Will、Tunnyですが、字幕にもあるようにTunnyは「
タニー」と発音するのがふつうですが、Johnny役のショーンは「トニー」に近い発音をしていました。どういう名前の略なのかなと思って調べたら「Tunny」とは「マグロ、マグロのような魚」とのこと。どうしてこういうニックネームなんでしょうね。

私はマイケル・メイヤー演出の作品は「American Idiot」の他には「Spring Awakening」(春のめざめ)しか観ていませんが、両者に共通するのが、最後の曲が静かに終わるということです。ミュージカルというと、最後の歌は盛り上がってジャーン!って終わって拍手〜みたいなのが多い気がするのですが、「American Idiot」は最後から2曲目は「Homecoming」という組曲の最後の曲にあたり、それこそジャーン!と終わるのですが、そのあとでジョニーが都会で知り合って結局別れてしまった女性(顔は覚えているけど名前を忘れてしまった)のことを歌う「Whatername」で、歌はそれなりに盛り上がって終わるのですが、そのあとにジョニーなどのせりふが入って最後にジョニーが「This is my life」みたいなことを言って、曲も静かに終わります。こういう終わり方ってめずらしいな〜といつも思います。

他にも、振付けが独特で、これは何を意味してるのかな〜と考えてもわからないような不思議な動きをするんですよね。手の平を合わせてそれを上下に離したりくっつけたりしてまるで粘ってるみたいな動きとか(笑)。振付けをしているのはスティーヴン・ホゲット(Steven Hoggett)氏。「春のめざめ」も、振付けは別な人ですが、かなり個性的でした。そういうのがマイケル・メイヤー氏の好みなんでしょうかねえ。

「春のめざめ」とは関係ありませんが、「American Idiot」はキャストが楽器を演奏するシーンが多いのも特徴。ジョニーは弾き語りシーンも多いし、ウィルやタニーもギターを弾く場面が多いです。最後の方で「♪I got a rock and roll band・・・」と歌う「Rock And Roll Girlfriend」では、キャストがバンドの楽器を借りて、ドラムを叩いたり、短いギターソロを弾いたりするし、その次の曲では上手側からティンパニーが2台出てきますが、ティンパニーを叩いているのもキャスト。そしてもちろんカーテンコールも。全員がギターを持って登場し、「Good Riddance (Time of Your Life)」を弾き語りします。(この時はいかにもギターが得意な人と、とりあえず持ってるだけに近い人がいるようですが。)歌も、演技も、ダンスも、楽器演奏も求められるなんて、すごいですね。


この日は、客席がおとなしくて、あまり盛り上がりませんでした。本編が終わったあと、数人がスタンディングしていましたが(私も含め)、それ以上は増えず、カーテンコールになったら、前の方でスタンディングしてた人が座ったことから立っていた数人も結局座ることになり、歌が終わっても誰も立ち上がらないので、全員座ったままで終わることに。この日で最後なのになんか不完全燃焼・・・。パフォーマンスの方は日を追うごとに迫力を増しているというのに残念な気がしました。

そんなこともあり、楽日の前日の夕方についに楽日のチケットを購入。たまたま夫がしばらく留守していて、時間の融通がしやすかったせいもあるんですけど。最高に盛り上がった楽日のレポートはまたあとで。


◆「American Idiot」公演公式サイト
 http://www.aidiot.jp/

◆「American Idiot」のCD
・ブロードウェイミュージカル版
アメリカン・イディオット(ブロードウェイ・ミュージカル・キャスト・ヴァージョン)2CD完全版

アメリカン・イディオット(ブロードウェイ・ミュージカル・キャスト・ヴァージョン)2CD完全版

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2010/06/23
  • メディア: CD


・グリーン・デイ版
アメリカン・イディオット

アメリカン・イディオット

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2013/07/24
  • メディア: CD


21世紀のブレイクダウン

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2009/05/15
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