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ワシントンDC旅行記 2日目(11/21)#1 〜スミソニアン(1)〜 [旅行]

ワシントンDCの旅からかなり時間が経ってしまいましたが、少しずつ旅行記の続きをアップしていこうと思います。

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ワシントンDC2日目。マチネがない日なので観光の予定。やや遅めに起きて身支度していたら、ドアをノックする音。返事をするとお掃除係の女性がいて、私がまだ中にいるので「掃除しなくていいの?」と言っている。めんどうなのでしなくていいと言って、急いで支度をして部屋を出ました。9時ごろだったと思います。

そんなわけでとりあえずホテルを出て近くのスタバへ。そこでアップルタルトで軽い朝食。Federal Triangle駅の写真(上)があるので、Metro Center駅から一駅地下鉄に乗ったんだな、きっと(笑)。スミソニアンに向かいます。


◇スミソニアン
19の博物館と美術館、動物園もあるというスミソニアン。広大な四角い広場の両側にたくさんの建物がありました。
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国立自然史博物館

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西方向の遥か向こうにはワシントン記念塔(ズームで撮ったので近そうにみえますが)。

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自然史博物館の向かい側あたりにあるキャッスル。一見教会風ですが、スミソニアン情報センターになっています。ここには入って見ました。入場無料。(スミソニアンは基本的にどこも入場無料なのです。)入る時に手荷物検査がありました(これは他も同じ)。パンフレットとかもらえるのかなと思ったけどみつけられず、展示物にも興味がなかったので、ミュージアムショップへ。ガイドブックにもかいてあった宇宙食のアイスクリームであるフリーズドライドアイスクリームなどのおみやげを買いました。このアイスクリーム、帰国後にうちで食べてみたのですが、バニラとチョコレートとストロベリーが三色旗のように並んでいて、メレンゲ菓子のように軽くてさくさくした食感で、アイスクリーム感はありませんでした(笑)。

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遥か東方にみえる国会議事堂。

◇ハーシュホーン美術館と彫刻庭園(Hirshhone Museum and Sculpture Garden)
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円形の建物が特徴的なハーシュホーン美術館。

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角度を変えてみると、ドーナツ型だとよくわかりますね。現代美術を扱っている美術館です。

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お庭には彫刻が展示されています。ちなみにこの彫刻はTony CreggのSubcommitteeという作品とのことです。

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半周したら正面玄関に出ました(笑)。この彫刻がお出迎え。角度によって色んな形にみえますが、動物系?

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この時期は「ダメージ・コントロール」展覧会が行われていました。グランドピアノがぐしゃっと壊れた破片が展示されていたり、事故の写真があったり、9.11関係とかもあった気がするし、そういう様々なダメージに関するアート作品が展示されていました。静かで、お客さんも少なく、ゆっくりみることができました。

◇国立航空宇宙博物館(National Air & Space Museum)
ここは是非来たいと思っていたところです。天文好きの夫が録画した海外の番組をよく一緒に見るのですが、その中で紹介された「フレンドシップ7」や、直前に見たミュージカル「Merrily We Roll Along」に出てきた「スポートニク」のレプリカもあったので。

・フレンドシップ7(セブン)
私が記憶している大まかなストーリーを紹介します。
フレンドシップ7はアメリカ初の地球周回飛行を成功させた宇宙船の愛称。人1人がやっと入れるような大きさの三角錐っぽい形のもの。当初の設計では技術的に難しいために窓はありませんでしたが、軍出身の宇宙飛行士候補者たちはどうしても窓が必要と主張。窓がつけられました。宇宙空間で自動操縦装置が故障してこの窓が役に立ちます。乗り組んでいたジョン・グレンは目視で星の位置から方向を確認して飛ぶことができたのです。問題は次々起こり、大気圏に再突入する時には、宇宙船の耐熱シールドが破損しているとの表示が出ました。地上スタッフが対応を検討した結果、大気圏突入時に切り離す予定だった逆垂心ロケットを切り離さずに突入するよう指示が出されました。ジョンを動揺させないために、事故のことは伏せられていたのです。でも、指示を不思議に思ったジョンが理由を尋ね、管制塔にいた同僚の宇宙飛行士は自分の判断ですぐにその理由を伝えました。事情がわかっていればとっさの判断に役に立つとわかっていたからです。実際にはシールドの破損はなく(計器の異常)、ジョンは無事に帰還することができました。チームの固い絆を感じるエピソードに感動しました。
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マーキュリー"フレンドシップ7”。みれたのがうれしくて、何度も何度も見てしまいました(笑)

・スプートニク
11月に銀河劇場で上演された「メリリー・ウィー・ロール・アロング」のラストシーンに登場するのが世界初の人工衛星スプートニクです。「メリリー〜」は脚本家、作曲家、作家の男女3人の親友同士がどう出会い、別れて行くのかを時間を逆に進む形で描いた作品。そのラストシーン、つまり3人が初めて出会う場面は、ニューヨークのアパートの屋上で、寒空の下で双眼鏡でスプートニクの通過を眺めようと待っていたフランクとチャーリーのところにメアリーがやってきたという設定でした。アーティストの卵として夢と希望を描いていた3人が見上げるスプートニクは新しい時代の象徴でした。

1957年にスプートニク1号が打ち上げられています。その模型は意外に小さいもので、博物館の1階の広いホールの頭上に吊るしてありました。丸い部分はサッカーボールくらいだそうです。他にも飛行機などの展示物が吊るされている場所でもあり、撮影アングルに苦慮しました。背景の壁が写るのは仕方ないですね。
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その他色んな飛行機がありました。

・アメリア・イヤハートのロッキード5B”ベガ”
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ひときわ目を惹く赤い飛行機。これは1932年に女性として初めて大西洋の単独横断を成功させたアメリア・イヤハートの飛行機だそうです。ガイドブック情報ですが(笑)。

・ライト兄弟の1903フライヤー
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こちらは1903年にライト兄弟が人類初の動力飛行に成功した飛行機だそうです。

他にもたくさんの飛行機があり、また、月の石などもありましたがキリがないのでこの辺で。ちなみに日本の零戦もあったらしいのですが、見たかどうか明確な記憶がなく、写真も撮っていなくて確認できず。


スミソニアンの話がまだまだ続くのですが、長くなったので別記事にします。

★ワシントンDC旅行記インデックスはこちらです。

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