ワシントンDC旅行記 ２日目（11/21）＃２ 〜スミソニアン（２）〜

◇ナショナルギャラリー（国立絵画館）東館
スミソニアン散策の続きですが、いよいよナショナルギャラリーへ。ひねくれている私はレンブラントやルノワールなど有名画家の作品を展示している西館をパスして現代美術を扱っているという東館へ。入り口を入ってすぐのホールにあったのがこの石を積み上げたような作品。ガラスを突き抜けて、中と外でつながっています。

アメリカの現代美術というとアンディ・ウォーホルとかかなと想像しながら入ったのですが、シンプルな色で塗り分けられた絵とか、彫刻のようなものとかで、あまりピンと来るものがなく、疲れてきたこともあり、あまりちゃんとみないまま挫折（笑）

◇Cascade Cafe（ナショナルギャラリー西館）

西館側にカフェがあることがわかり、ランチがてら行ってみることに。その東館と西館をつなぐ通路がかっこよかったです。


そして到着したカフェの壁には名前の通りこんな滝があった！！


Cascade Cafeはたくさんテーブルと椅子があり広い食堂のようになっていました。（滝があるのわかりますか？）


突き当たりにサンドウィッチ（バンズパンに色々挟んである）のお店があったので、薄切りのビーフが挟まったサンドウィッチとなぜかジェラート（だっておいしそうだったんだもん。笑）を購入サンドウィッチはバンズパンが分厚すぎて（しかも冷えきっていた）、上側を残して下側と具をなんとか食べた感じ。ピーチのジェラートはもちろんおいしかったですよ。ふふっ。ふと見回すと、スープのお店とかパスタ的な？お店とか、色々ありました。もっと選べばよかったかも。

◇ニュージアム
ナショナルギャラリーの近くにあるニュージアム。ニュースをテーマにした博物館です。スミソニアンの博物館や美術館は全部入場無料なのに、ここは有料。タックスも入って23.21ドル。真ん中が吹き抜けになっていてガラス張りで外がよく見えて明るく都会的なミュージアムです。

・JFK

地下１階にジョン・F・ケネディ氏が家族と写っている写真が飾ってあるコーナーがありました。この赤ちゃんが今の駐日アメリカ大使のキャロラインさんだと思います。もう少し大きくなってパパにチューしている愛らしい写真もありました。とても素敵な写真ばかりで、アメリカの人たちにとってケネディ家の人たちは特別な存在なのだと感じます。

別な階ではJFKの暗殺事件をどう報道したかというテーマの展示もあり、時系列にテレビニュースの映像が刻々流れていたり。故人やご家族への配慮からか、オープンカーでのパレードの様子は銃弾があたった瞬間に別な場面に切り替わるようになっていましたが、それでも衝撃的な映像です。

・ベルリンの壁

JFKの家族写真と同じフロアにベルリンの壁がありました。落書きでいっぱいです。


裏側にまわるとこんな感じ。冷戦の象徴だったベルリン壁が崩壊したのは1989年。もうじき四半世紀になるのですね。

・展望台
ベルリンの壁あたりでうろうろしていたら、係の人が「エレベーターで６階に行ってください。」と案内してくれて、ガラス張りのエレベーターへ。エレベーター前に係の人がいてドアを開けてくれて乗り込む仕組みになっていました。最上階は展望台のようになっていて、国会議事堂がよく見えます。


奥の角の部分がベストスポットですね。

・９．１１コーナー

2001年9月11日にアメリカ同時多発テロ事件が発生し、ニューヨークでは世界貿易センタービルのツインタワーに相次いでハイジャック機が衝突しました。私はちょうどこの時テレビでニュース番組を見ていて、最初にノースタワーに飛行機が衝突した事件について生中継していたところで、解説者の話を聞いていたら、もう一機の飛行機がサウスタワーに突っ込むところをリアルタイムで見てしまったのです。一瞬何が起こったのかわからなかったのですが、事故ではなく故意に飛行機でツインタワーに突っ込んだとわかった衝撃は今も忘れられません。


これはノースタワーのてっぺんのアンテナで無惨に歪んでいます。


たぶん別のフロアだったと思うのですが、吹き抜けに面した廊下にたくさんの風刺画があったのですが、その中にこんな絵もありました。自由の女神もテロ事件に衝撃を受けたことでしょう。

・吹き抜け

吹き抜けはこんな感じ。下にあるヘリコプターが見下ろせます。

・年代ごとのパネル

色んな年代のできごとを時系列に展示してあるスペースもありました。この写真の左半分は１９４５年の長崎の原爆投下のキノコ雲です。

他にもたくさんの展示物や、自分で操作して色んな映像が見れる装置（たぶん。私はそこはパスしたのでよくわかりませんが。）みたいなのとか、色んなものがあって、みごたえ十分でした。


ワシントンDC２日目はまだまだ続きます。ここからがハプニングの連続ということで、次回もどうぞご期待ください（笑）

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